弟の死産と障害の因果


人には言えない封印していたこと

私にはもう一人弟が居ました。

会ったのは一度だけ。

4歳の頃に。


死産でお墓に埋葬する時に、最初で最後の時。

全身が深い青色、穏やかに眠っていました。


3、4歳の頃、テレビの中の仮面ライダーに、成り切って高い所からジャンプしていました。

私はこともあろうに、妊娠している母のお腹に飛び降りてしまったんです。穏やかな父が真顔になったのを覚えていました。


数年後、ことの重大さに気が付きます。

夢か現実か?

幼い自分には耐えきれないことでしたから、記憶を封印したんだと思います。

夢だったのかな❓でもいつも頭の隅にあった。


この事を知っているのは、父と僕だけ。

父も長年悩んでいたと思います。死ぬ間際にその事を言ってきました。夢ではなかった、大きな罪。でも幼かった自分。どうする事も出来ません。


障害の大変過ぎる人生は、この因果なのか。

罰を受けながら生きるしかないのか。

それは辛過ぎる。幼かった自分を責めても、辛い人生になるだけなので、仕方ない事と思う様にしました。


こんなイメージも

次に生まれて来た弟は死産した弟かも。

アスペルガー、自閉の障害を持っている。それでもまた会いに来てくれたと、感じて涙が出ました。でもまだその事には向き合う事は、出来なかったです。


今までに3回、話す機会がありました。

最近はカウンセラーの方に話しました。

「感謝している。ありがとう」と言っているよ。

言っている気がすると。

死産すると初めから決めて来た。

その為には、きっかけが無いと出来ないから、頼んだんだよと。


まだ向き合うことは出来ないから、そう思う事にしました。


不可抗力で、残念ながらそうなってしまった事。

取り返しのつかない事。

つい自分を責めてしまう。

ああすればよかったと後悔する。


でも、そうなると決めて来た❗️

そうなる運命だった❗️

初めからそうなるから、誰も止められない。


人は色んな経験から学んでいきます。

弟の死は、両親にもたくさんの学びを与えたんだと思います。その後の人生が変わったでしょう。


人は人生のシナリオを決めてくると、言う人もいます。よくは分からないけど、そう思った方がいいことがあります。そう思わなかったら、今の人生が辛いものになります。神さまは優しいから、その事を誰かを通じて、教えてくれるんだと思います。


僕も少し時間をかけながら、

SNSの記事を書きながら、悲しい出来事と向き合う事が出来ました。


心が軽くなりました。

人を通じてその事を伝えてくれた弟に、ありがとうと感謝を心から伝えられました。


ありがとうございます。

感謝致します。


全てに感謝したい気持ちになります。