見えない障害に寄り添う
以前紹介して頂きました。
毎日繰り返される日常のなか
見えない障害というものは
想像以上に、大きな困難や苦しみをもたらします。
小川さんのように
ご自身が30年もの長い間誰にも打ち明けることなく、たったお一人で 症状と向き合い続けてこられた方
私のケースのように、当事者自身も家族もわからぬまま、全く見えないダメージに翻弄され、苦しんでいる同じような状況の方など
他にも、本当に多種多様なケースがあると思います。・・・
こんな声を聞きたかった
知りたかった・・・‼
いつもそばにいる家族でさえも
本人からの声を聞かねば わかりません
(当事者の方ご自身もわからない場合も多いでしょう)
そばにいる家族やパートナーは
想像して、憶測して・・・空回りして・・・
お互いに、傷ついたり、疲弊したり・・・。
小川さんのように
当事者の方ご自身から発せられる言葉は
本当に、大きな 大きな 意味があるのです。
私たちは
当事者の方々が
どんな状況にあるのか
何が困難で どうして欲しいのか
私たちは、どうしたらよいか・・・等がわかり
思い込みや憶測でしか捉えられぬ「垣根」がなくなるのではないかと思うのです。
どんな状況でも、どんな状態でも
ありのまま あるがままで いられる事は
どんな困難をも 乗り越えていける力になります。
あるがままを受容し
許し
抱きしめることができる・・・。
Naturiaさんのblogより
自分の障害が大変過ぎて、心が苦しいままでした。それでも毎日、瞬間、瞬間に障害と向き合って36年が経ちました。
自分の事だけで精一杯。心が凍りついた様に感じます。脳を損傷すると気持ちにも余裕がなくなり、本来の自分で居られません。
周りの人達のことも考えられなし、悔しいけど何も出来ない。些細な事で追い詰められて、気持ちも一杯一杯、本来持っている優しい気持ちも表現出来ません。
そして障害を告白してから3年が経ち、色んな事がたくさんありました。助けてくれた方、優しい方々と繋がり、その方々の暖かさで凍っていた心が溶けていったのかもしれません。穏やかな気持ちになってきました。
Naturiaさんの様に、あるがままを全て受け入れてくれるで、本来の自分に戻れるかもしれません。些細なことを言われて傷つくこともたくさんあります。健常者には考えられない、どうしてと思うことも沢山あるでしょう。心の中に本来の自分があるから、たくさん傷ついてしまう。

