具体的ケース 第2段階
70代女性、脳梗塞(左片麻痺)
不安な本人と一緒に屋外歩行練習
日常に少しずつ余裕が生まれるとともに、生活上の目標が少しずつ具体化
退院後4ヵ月には実現可能で具体的な目標、1人で買い物に行けるようになりたい
それには商店街を通るので、人混みを歩くのは心配、荷物を持った時に転ばないか心配、などの不安要素
行動を起こす準備段階
第2段階
少しずつ客観的にものごとを考えるようになってきた。
意欲あり
良くなっていくためには自分次第であると考えている。
第2段階へのサポート
まだ、自信がないため、出来そうな活動を周囲の人が一緒に伴走するような対応を心掛けた。
できる自分への気づきを促していった
器具を改良した。
自信のない動作をセラピストと確認しながら修正し、動作を確立。屋外歩行への自信につながった。
行動を起こせる
第3段階
屋外歩行の安定性に関して本人の自信がついた。
自ら経験のない道を1人で歩く行動につながった。
二次障害が起きづらく
疲れにくい歩容を獲得
自主トレーニング習得
行動をマネージメントできる
第4段階
本人なりの活動、参加を拡げていける能力と精神状態。退院後2年で訪問リハ修了。
リハビリテーションをやめても、やりたいことが沢山ある。
健常者と張り合わず、マイペースに自分のしたい事をやっていく。
自分らしさを自覚し、新しい価値観に転換している様子。