奄美大島に行ってきた 1日目
1月16日から19日まで奄美大島に行って来た。
目的は「田中一村美術館」での作品鑑賞です。
田中一村「アダンの海辺」
ピーチ航空のセールで 関空〜奄美大島 の往復便が出ていたのでゲット!
チケットセールが出るのを待ってました。
自由(無職)だとエアチケットの都合に合わせられ、それは助かるわけです。
※関空〜奄美大島 往復11,060円 諸税込み
いざ関空へ。
関空特急ラピートなう。南海電鉄は友達が働いてるので機会があれば乗るようにしています。
ラピートβ33号
梅田から関西空港まで「大阪メトロ関空チカトクきっぷ」を購入。これで乗車券が少しばかり安くなります。
さらに「南海電車倶楽部」に登録して特急券をネット購入すると、ラピートのスーパーシート 難波〜関空間 730円が520円に。
520円はラピートのレギュラーシートの値段なのでかなりお得なのだ。
レギュラーシートは2列×2列ですがスーパーシートは1列×2列、もちろん広々です。
スーパーシートは静かでいいんですよ。
ちょっとしたライフハックですね。
この特急料金を払わず普通電車で関空へ行くことももちろん出来ます。
さらにJRも関空特急はるかを運行していますが、関空と京都を結ぶ利便性は高いですが車両はおんぼろなんで乗りたくなかったりする。
ラピート スーパーシート
...ヒョウ柄が大阪のオバ○ンみたいなんて、とてもいえない。
そんなこんなで関西国際空港着。
空港ってテンションあがりません?ワクワク!!
ターミナル2へ向かいチケット発券、荷物検査の後、搭乗。
ピーチ MM205
ピーチは仙台〜関空間でかなりの回数乗ったけど、奄美大島行きとなると初なので新鮮です。
さて今回の目的地、奄美大島はいったいどこにあるかと言うと、
でも鹿児島です。
行くぜ、鹿児島!!
キター
鹿児島県は未踏県なので記念すべき 初・鹿児島!
残念ながら滞在中は雨のよう。
目的が海とかだったらガッカリですけどそこは美術館目的ですからね。
大丈夫 大丈夫!(白目
レンタカー借りてGO!
72時間レンタルで税込み8,600円。
事前予約でかなり安く借りられました。
レンタカーを手配したら17時過ぎだったのでそのままホテルに行き大浴場で汗を流し、ホテルのレストランで美味そうなメニューを見つけたので注文してみた。
奄美牛ステーキ(160g)だ!
美味しかったです。
「いきなり!」じゃないヤツね。沖縄では「やっぱり」が流行ってるらしいですが奄美にはまだ上陸してなかった。
晩めしですが町の居酒屋とか考えました。
が!島唄とか歌ってる中に入って行けないなー、みたいな。
焼酎ガンガン飲めないなー、みたいな。
常連さんが何やら踊ってたら自分も踊らないといけないなー、みたいな。
上記、ちょっとムリかな。
黒糖焼酎「里の曙」
偏見に満ちた奄美観ですけどそれなら部屋飲み。
サトウキビの焼酎ですね。ほんのり甘い香りはしますが特に甘いわけではないです。
芋に比べてクセは少ないタイプかな。
お湯割りだと香りが立って好きな感じで、黒糖牛乳で割るのも美味しいらしい。
これは試さねば。
水も霧島にしました。鹿児島産。
奄美大島に行ってきた 2日目
ピーチ航空のセールで 関空〜奄美大島 の往復便が出ていた
雨だー
1月17日の奄美大島
いくつか海岸を周ろうと予定してましたが、朝一から美術館に行くことにしました。
たっぷり時間取ってじっくり見よう。
奄美大島最大の街は名瀬(なぜ)という街で田舎町ですがそれなりに揃っています。
国道58号線に沿ってヤ○ダやらア○ヤマやらあって島まで運んでくるの大変だなーとか、アマゾンだと離島料金なのかーとか考えてました。
今の世の中、都市部に住んで満員電車で通勤とかもうそういうステレオタイプなのは無くてもいいんじゃないかと思うんですよ。
いくらでもやり方はある。
奄美だとどうなんだろ?
そんな話しはまたの機会にするとして、困ったことが起きました。
現金の持ち合わせが少ない。
奄美大島のキャッシュレス事情がどこまで進んでいるかは分かりませんが、それなりの手持ちがないと不安かな。
で、コンビニを探してみたところ、
① 奄美大島のコンビニは大手だとファミリーマートが独占
② ATMは鹿児島銀行と提携していないとキャッシングはおろか現金も下ろせない
③ ゆうちょは別
ということで、ネットバンクである楽天銀行では下ろせず。
ろうきんのカードで下ろせました。
何年かぶりに手数料100円払ったよ。
お金を貸してるのに手数料とかマジばかばかしい。
まあ離島だから今回はガマンするとして。
田中一村記念美術館
来ました!
奄美パークの一角にあります、田中一村記念美術館。
奄美の伝統的な高倉をイメージした美術館で、一村の作品が約80点収蔵されています。
作品撮影は禁止されていますので外観だけ。
天気が良ければ青空に映える美術館でしょう。
独特な形をしていて面白いです。
美術館の通路から撮影。
すごくいい雰囲気です。
平日で雨の午前中だったこともあり人は少なく、作品をじっくり堪能できました。
館内カフェにて
田中一村は幼い頃から優れた才能を発揮して12歳ですでに一流の日本画を描いてました。
その後、東京藝術大学に進学しここで後の日本画壇を引率する東山魁夷や橋本明治と出会います。しかし2ヶ月で退学(理由は「家事」。おそらく金銭的理由だと言われています)し、その後は独学で作品を制作し続けました。
中央画壇に作品を出すも落選し続け画壇を離れ、50歳で奄美大島へ移住。
亜熱帯の動植物を題材に新しい日本画の表現を生み出します。
独特な世界観と才能がありながら認められなかった才人の人生観に惹かれここまで来ました。
来て良かったと思います。
感動した作品のポストカードを購入しました。
奄美大島といえば鶏飯!
けいはん ひさ倉
ていうか鶏飯て知ってましたか?
こんな感じです。
けいはんセット
奄美大島の郷土料理で、ごはんの上に鶏肉や甘く煮た椎茸、錦糸卵、ネギ、海苔なんかを乗せ鶏出汁をかけて食べる茶漬けです。
パパイヤの漬物が入ってたりもするようです。
奄美大島で食べるとこの優しい味わいもまた格別ですな。
あと海ですね。
天気が悪かったので曇り空でしたが遠浅の海岸に輝くエメラルドブルーの海がきれいでした。
夏に来ると違うのかなあ。
お土産はとにかく黒糖推しです。
最後に「花田のみき」。
お米と芋を発酵させたもので米のヨーグルトと表現されてました。
舌触りはどろどろの甘酒のような感じで粘りがあり独特の匂いがします。
自分にはイマイチでありました。
すごいクセになるらしいです。
2020年、大流行りするかもよ。