駐車場に車をとめて
駆け足で会場に向かう。
こんばんは、と
顔を出して
一時間ほど話し
また明日と手を振ってわかれる。
深夜の道頓堀を歩く。
何年ぶりか。
金曜なのに
人はまばら。
珈琲を買い、
適当なところに腰を落とす。
流れているのか
揺らめいてるだけなのか
水面が淡く光る。
背後から声がする。
振り向けば
手をつなぎ、走り回っている子供が二人ー
腰の埃をはらい
静かにその場を立つ。
すれ違う
子供たちと。
こんな時間に
すれ違った二人の子供たち。
それは、しっかりと間違いのない
秋の夜だった。
