これは過去の記録です。
夏休みが明け、1ヶ月経った頃
るぅの初めての個人面談があった
学校では頑張っているかも
淡い期待を抱きつつ向かったけれど…
撃沈
して帰ってくることとなった。
先生からはまず
ダメ出しのオンパレードが始まった
授業は、皆で順に進めていくものを
「私はわかるから
」と先へどんどん進み
終わるとお絵かきを始めてしまうと
チャレンジをやっていた為に、多少の予習ができていたせいか
わかっていただけ。本当に頭が良くて、授業がつまらないとはまた違う。IQは平均下の方という結果があるから
1年生の簡単な問題だからそうできただけで、今後勉強が難しくなればそうはいかないだろう。
そこに危機感をおぼえた。
授業中、発表はするが
自分がし終えると関係なしに、人の話を聞かない。
お友達の意見を聞く姿勢がない
給食を食べるのがとにかく遅い
体育ではすぐ「疲れちゃった
」と言い
砂遊びなどをはじめる。
跳び箱も「できない
」と言ってやらない
私には跳べたと言ってたけどウソ
お友達と休み時間、外で遊んでいて
授業に時間通り戻ってこない
忘れ物が多い。
テストやプリントの名前書き忘れが多い
おっしゃる通りで返す言葉もない
文章だけでよいものに、絵を書き加える。
一応先生に聞いてきたらしいが、どんどん書き進めてしまったと
図工が大好きだが、時間で切り上げるのが難しい
好きなものに過集中しちゃう特性だ
以前、放課後先生に時間を作ってもらい話をした時は
うまくフォローしていきます。
むしろ任せて下さい的な雰囲気だったのに…
今回の面談では
先生もるぅにどう対応していけばいいか
考えあぐねているような感じだった
たくさんのダメ出しのあと
十分の一くらいは褒め要素も言ってたけど
もう全然頭に入ってこなかった
撃沈して帰ったあと
私はどう、るぅに伝えていったらいいか
本当にわかんねー
って思ったよ。
本人の話では体育の玉入れで
数を数えて待つ間に砂いじりをしてしまったと。
待つ間、退屈でついしてしまい
どうすればいいのかわからないと言われた。
先生には「心が乱れている
」と叱られたらしい。
「乱れてるって何
」って聞いてきた。
私もどうしたらいいかわからない
その後、私が救いを求めたのが
ネットのある相談コーナーだった。
実は以前そこでメッタ斬りにされたのに
懲りずに相談する私
るぅの学校での現状を相談し
何か解決策がないかを求めてしまった…
結果、またしても撃沈
バカだなっと思った。
そんな状態なら支援級に行けばいいのに。
周りに迷惑的な、辛辣に聞こえる言葉まで…
私も考えなかった訳じゃない。
ただ、今の学校の支援級は知的を伴うとこしかなく
行くなら転校しなければならない。
クラスは同じ幼稚園からの子がほとんどで
学校生活自体は本人もとても楽しんでいるのだ。
転校なんて、とても言えない
そのサイトで1人の方から個人メッセージを頂く。
これが私の心をとても軽くしてくれたのだ。
この方も障害のあるお子さんを育てている方だった。
友達がいるという事は、他害がない。
これは大事な事
成長と共に早くなることもあるのだから
先生と一緒になって子を責めない。
あるがままの成長が正しい姿
興味があることを沢山のばしてあげること
先生はあれこれ言い、協調性を身に付けて負荷をかけるのが教育と思っている人が多い。
だから、違う行動をすると厳しく注意される。
特性のある子に厳しくしたり、何度も注意して矯正しても意味がない。
自己肯定感が下がるだけ
先生の見方がいつも正しいと思わなくていい。
周りの目を気にして叱るのが一番よくない
親が子を、親バカでなくちゃんと肯定していると
周りが子に理解を示すようになる。
逆に親が大変だ、困っていると嘆いていると
周りも子を問題児とみるようになる
枠にはめこもうとしなくていい
こんな感じの言葉をかけてくれた
思いあたる節がありすぎて
頭を殴られたような衝撃だった。
私は先生に言われた事の数々を
どうやって叱り、直させていくか
そんな事ばかり考えていた。
皆と同じにできなきゃいけない。
るぅにとっては、それが難しいのだ。
退屈で砂いじりしてしまう自分自身を
どうすればいいのか、本人も困っている。
もちろん叱ってでも直さなきゃいけない事はある。
でも叱ってばかりじゃダメな事にも気づかされた。
私にできる事は
悪いことを直させるばかりじゃない
