これは過去の記録です。
この日はてんかん治療中のるぅが
以前受けた脳波検査の結果を聞きに行った
検査の結果は以前と変わらず
脳波異常は波形として出ていた
ただ、薬で発作も出ていないし経過が悪い訳ではない。熱性痙攣のダイアップもやめてみる方向でいく。
との事だった。
ゆぅ、１才５ヶ月
産まれてしばらくしてから消化管アレルギーと診断されたゆぅ。
そこから乳アレルギーにもなり
乳製品除去となっていたが、年齢もあがり
負荷試験のできる病院へも並行して行くことに。
るぅも乳アレルギーだった為
同じ病院通っていたので、ある程度の勝手はわかっていた。
負荷試験は日帰り入院という形で行われる。
でもゆぅの場合は、消化管アレルギーもあったので
最初は１週間程度の入院で検査と言われていた
るぅも熱性痙攣で入院した事があったが
あの頃は父も生きていて両親の協力もあり
るぅ１人だったから入院も何とかなった。
今回は状況も違って、病院も車で１時間かかる為
入院の日程をなかなか決められずにいた。
困ったなと思いながら、次の受診日に行くと
検査入院は２泊３日で良いと言われ
どうにか調整することができた
検査入院１週間前にゆぅがまた風邪をひき
あやうく日程が伸びるとこでヒヤヒヤしたけれど…
とにかく鼻づまりがひどい風邪で
絶賛指しゃぶり中のゆぅは
指しゃぶりすると、息が吸えない
という理由でよく泣いてた。
検査日当日、朝一で夫とゆぅと病院へ向かった
るぅは幼稚園へ。
いつもの外来ではなく、入院病棟へ案内され
ゆぅは緊張しているようだった。
看護師さんが血圧をはかったり
点滴のルートとりやら色々してくれるが
終始泣き続けるゆぅ
とにかく大泣きするから、検査前に親子でｸﾞｯﾀﾘ
牛乳を少量から、時間をおいて
量を増やし飲ませていった。
様子を注意深く確認しながらすすめていく。
るぅの時は、その日決められた量を
問題なく全て飲みきることができた。
ゆぅは、14cc飲みすすめた所で
鼻の付け根部分が腫れたような感じと
発疹が１つ出た所で検査は中止に
予定量を飲みきれれば、２泊３日の入院予定が
早いうちに検査中止となった為
今日一晩様子を見て、明日退院予定に
早く帰れる分には、こちらもありがたい
夫には、るぅのお迎えに間に合うよう
電車で先に帰ってもらった。
検査中止になり、すっかり暇になってしまったゆぅ。
おもちゃのおいてあるキッズスペースで遊んで過ごした。
夕方には疲れきって、グッスリ眠ってしまう
その為、夜なかなか寝てくれない
夜の付き添いはNGを出されてしまった為
ゆぅを寝かせてから、こっそり帰るつもりだった。
だから何としてでも寝かせなければ
そう思う気持ちとは裏腹に
寝たくないと言わんばかりに泣くゆぅ。
消灯で、同部屋の子達も寝る準備に入ってる。
これじゃ他の子も寝られない
焦れば焦るほど、察するように泣く
面会時間も過ぎ
でもこのままじゃ帰るに帰れない
困っていると看護師さんがやってきた。
「お母さん、もう帰る時間ですよねー」
と、声をかけてくれる。
「全然寝てくれなくて」そう言うと
「あとはこちらで見ますよー。ゆぅ君、お預かりしますね。」と、言ってくれたので抱っこしていたゆぅを看護師さんへ。
私から離れたゆぅは、凄かった
もうこの世の終わりみたいに全力で泣き始めた
私も思わず、離れたくないって思う位。
こんなに泣いてる子をおいて帰れないよ～
と、後ろ髪ひかれる思いで病院をあとにした。
帰る頃は21時近くで、辺りは真っ暗
そんな中を車で１人帰る、帰り道。
さぞかし切ない気持ちになるのかと思いきや…
今日１日泣いてばかりだったゆぅの泣き声が
届かない場所に来た私の解放感たらない
夕飯を食べてなかった私はファミレスへ…
こんな時間に１人でご飯食べれるって、いつぶり
次いつ、こんな日がくるかわからないと思い
デザートまで堪能してしまった
ちょっとリフレッシュできた気持ちで家に着く。
部屋に入ると、途端にうんざりした気持ちになった
夕飯食べた後は、そのまんま。
脱いだ服はあちこちに散らばってるし
洗濯もこれからしなきゃならない
肝心の夫は、るぅと共に寝落ちしてグースカ
私だって今日１日疲れたのに
家事は何一つやってくれていない。
明日は午前中にゆぅを迎えに行かなきゃならないし
るぅのお弁当も作らなきゃ
考えたらイライラして、夫をたたき起こした
後から思えば夫も慣れない１日で疲れていたと思うけど、日々の関係性から我慢ができなかった
そのケンカは次の日もひきずってしまった
夫には今日も休みをとってもらい
一緒にゆぅを迎えに行く予定だったが…
「俺はもう行かない。１人で行ってこい。俺の気持ちは考えてくれない。」
と言って2階に逃げようとした。
ホントいつもこうだ
都合が悪くなると、俺はやらないとか
フラッと出ていってしまうとか。
そうやって夫は逃げられるかもしれないが
私にそれは出来ない。
結局私が１人で子どもたちを見なきゃならない
それがしんどいと言ってるのに
夫こそ私の気持ちをわかってくれないと思ってしまう。