ラストキング・オブ・スコットランド (試写鑑賞) | 覇王色の覇気♪ Blog

覇王色の覇気♪ Blog

感染記 Version 18.00 ヴァージョン・アップ 
月曜は未公開・試写
『ONE PIECE』(アニメ版)の更新は 金曜日UPです
新しいPCに替えたので
「いいね!」が出来る様になったよ
PC 6代目

イメージ 1

ラストキング・オブ・スコットランド


原   題:The Last King of Scotland
上映時間:2時間05分
ジャイルズ・フォーデン原作「スコットランドの黒い王様」の映画化
実際にウガンダで撮影された画期的な映画

実は「政治的な映画」は苦手!
アミン大統領というと『食人大統領アミン(1981)』残酷ドキュメンタリー映画のイメージがあって
普通ならパス!! 
しかし今回試写状がハガキではなく封書?
予備知識無しで観に行ったのだが…
『パフューム』に続く今年大当たりの映画!!
  (最近薄っぺらい作品ばっかり見たせいかなぁ)

●イディ・アミン大統領 = フォレスト・ウィテカー
  ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の主演男優賞を受賞
  第79回アカデミー賞 主演男優賞ノミネート
  『ハスラー2』     頭の悪いフリをしたハスラーで知る
  『ゴースト・ドッグ』  できの悪い最悪の主演作
  『パニック・ルーム』 気の弱い強盗
  という常に温和・気の弱いイメージの俳優だが 今回の役どころは御見事!!
 しかし アカデミー賞は無理かなぁ?それは…

 重要な役ではあるが主役には思えない
 主役はニコラス・ギャリガン医師 (ジェームズ・マカヴォイ)
 気まぐれでクーデター直後のアフリカ:ウガンダにやってきて
 アミン大統領に出会い → 親友 → 主治医 → 側近 → 相談役 となる男の話

とにかく音楽使いが心地よい!
 (また常にSEのガヤがうるさいくらいで臨場感バリバリ)
そして
 カメラワークが最高
 決して主人公・ギャリガン医師の目線ではなく
 第三者の目線で映画は進んでいく
 最初 カメラがブレる?
 おかしい?と思うがそれが何度も行なわれ
 主人公の目線?と思いきや 映画を見ている者の目線であることに気が付く
 常にカメラは主人公と共にいる第三者
 主人公が居ないところで アミン大統領が何をしているかは映画には出てこない
 つまり映画ではいつも主人公と共に行動している
 運転をしているシーンでは カメラは主人公の後ろや前から
 コレがこの先に何か起こりそうで とても不安になってくる (実は冒頭からコノ目線です)
 とっても怖くなってくる主人公と同じ立場に立たされる
 素晴らしい! こんなに怖い映画は無い!
ラストに近づいてくると残虐シーンが多くなってくる
   (苦手の人は見ないほうがいいです 堪えられません)
そして「エンテベ空港事件」へ
ほぉ~!ここに繋がるのかぁ と個人的に感動
 『エンテベ急襲(1977)』(ビデオ邦題:『特攻サンダーボルト作戦』に変わっていた!?)上映禁止になった映画
緊迫のサスペンス映画に変わっていく…

エンドロールに本物のアミン大統領の映像が流れる
反体制派の国民約30万人(40万人説もあり)を虐殺し「アフリカで最も血にまみれた独裁者」と称された
ついたニックネームが「人食い大統領」アドルフ・ヒトラーを尊敬していた
ラストにとてもふてぶてしい顔付きが現れる
 <映画トリビア>
ボクシングのヘビー級チャンピオンになった経歴から
アントニオ猪木との異種格闘技戦の計画が浮上したことがある
アミンは1979年1月にこの猪木戦を承諾したが 結局は反体制派クーデターの影響でお流れになった

≪ネタばれ≫
ニコラス・ギャリガン医師は アミンと交流のあった数人の欧米人がモデル 事実を基にしたフィクションだが 実に映画らしく出来ていて 実話を織り交ぜながら展開するドラマ

FOXサーチライト・ピクチャーズのロゴは20世紀FOXよりカッコいい!と思う
   3月10日(土)より全国ロードショー