前回、といってももう2か月ほど前だが新年度に向けて「気持ちを新たに頑張ろう」、なんて感じで書き込んだ。人間、柄にもないことをしたり言ったりすると思わぬトラブルに遭うというが、オヤジも見事にこけた。恥ずかしながら、年度早々「痛風」になった。
4月4日土曜日の朝、起きると足が痛い。見ると右足親指の付け根が赤く腫れている。前日、いつもより多く歩いたので(16,000歩ほど)その反動かなとあまり気にせずその日も歩いたが痛みは引かない。引かないどころか、翌日曜月曜と痛みは増すばかり。どうにも我慢できず火曜日整形外科へ出向き診察を受けたが、医者は足を一目見るなり「痛風」と一言。その後いろいろと診察を受け最後に「ビールに限らずアルコール飲むと尿酸値上がってまたなるよ。」と言われた。その日は痛み止めの薬をもらい再診料を予約して帰宅。しかし痛みは全く引かない。ネットで調べると大体1週間ぐらいで痛みは引く、とあるが1週間どころか2週間近くたっても激痛が走る。歩くどころか布団が触るだけで痛いので寝るのにも苦労する。
「風が吹く(当たる)だけで痛い」から「痛風」とはよく言ったもので本当に痛い。これには本当に参った。何とかこの痛みから逃れたい、最悪でももう今回のみで二度とこんな痛みを感じたくない、との思いからついにオヤジは決心した、「酒、止めよ」と。
現役の勤め人のときから毎日欠かさず酒に親しんできた。リタイアし一人気ままな「片手間の本業」生活に入ってはなおさら酒量が増し、今では夕方から嗜むのが日課となっていた。ここ最近は、アルコール度数25度の焼酎の4リットル入りペットボトルが大体10日間で無くなる感じだった。それが止められるか、自分はすでに依存症になっているのではないかと不安であったがまずはやってみた。
開始は4月10日金曜日。夕方自宅に戻ると焼酎のペットボトルが眼に付く。すぐボトルを隅に隠すが捨てる勇気が出ない。どうしても口が寂しいので白湯を飲む。その日は寝るまでずっと白湯を飲みっぱなしで夜トイレで何回も起きた。それから毎日が我慢。後輩に宴席に誘われた夜もあったが事情を話しノンアルで耐えた。その際、ある後輩からは「今度は通風の快気祝いやりましょう」と誘われた。悪魔め。
10日ほど経ったところで、未練たらしく残っていたペットボトルの酒も捨てた。酒の誘惑はずっと続いたが(今でも)、通風の痛みはようやく去っていった。
発症から3週間近くたち、ゴールデンウィーク直前にようやく普通どおり歩けるようになった。この間歩けなかったので最初は体重が少し増えた。だがしばらくすると元に戻り、それからは急に痩せた。不思議に思ってネットで調べたら「禁酒すると瘦せる」とある。
アルコールのカロリーはエンプティカロリーと称し摂取しても太らないという説があったが、どうやらそれは違うようだ。アルコール1グラム当たり7キロカロリーあるので、私の場合毎日約700キロカロリー、1週間で約4,900キロカロリー、3週間で約14,700キロカロリー摂取していたのがそれが無くなり、その分を他の飲食した食材や体内の脂肪などから消費することになる。体脂肪1キロ落とすには7,200キロカロリー消費する必要があるらしいので、それからすると私は10日で約1キロ瘦せたことになる。実際この4月の初めから今までで約3キロ痩せた。結局昨年の同時期よりも10キロ以上痩せた。その要因は歩き8割、禁酒2割といったところか。
今でも酒は飲みたいが、しばらくは禁酒を続ける。今回の痛風は「体の悲鳴」と理解し、自省し自制に努める。一生飲まないのかと尋ねられると返答に窮するが、すぐに決断しなければならないことでもないし、焦ることもない。成り行き成り行きというところか。
ということで、思わぬ形で新年度スタートがつまずいたが、別の角度から見れば「仕切り直し」だったのかもしれないというオチを付けて本日はこれまで。
皆様方、特に男性諸氏よ「尿酸値には気を付けろ」だよ。
*近々モデルガンネタやります。


