今朝、不思議なものを見た。午前6時少し前、家を出て1分もたたない頃、何気なく空を見ると小さな光の粒が一直線に連なっている。とても美しい光の筋。それぞれの粒の光度(光具合)はほぼ一緒、互いの距離には少し差があるような感じだった。
↓がそれを撮影したもの
少し荒いが光の筋がはっきりわかる
実際はたくさんの光の粒が一直線に連なっている
しかもよく見ると動いている。上から下へ、方向としては東に向かいゆっくりと着実に進み続け、しばらくすると夜明け前の薄明りの中に消えていった。
不思議でならなかった。彗星ならば通常は単独のはず。途中で分裂したとしてもあれほどきれいに一直線に並ぶとは思えないし、光度が均一というのもおかしい。人工衛星にしてもあんなに一度に打ち上げるものなのか疑問。美しく不思議な光景を見れたのはきっとラッキーなんだろうが、疑問が勝りちょっと楽しめないまま歩き続けた。
それ以外にもおかしな朝だった。風が温い、正確に言うと「あたたかい」のではなく「ぬるい」のである。天気予報で気温が上がると知っていたが、予想を超えて温い。おかげで歩いていると暑くなってくる。かといって上のダウンジャケットを脱ぐとさすがに寒く、なんとも都合が悪い。
不思議で怪しくいささか不気味な朝だったが何とか歩いた今朝の歩数は10,824歩。
やはり気になるのでネットで調べてみるとどうやら正体が分かった。「スターリンク衛星」というものらしい。
スターリンク衛星とは、アメリカのスペースX社が提供する衛星インターネット「スターリンク」の人工衛星。スターリンクは衛星から電波を拾うことでインターネットが使える仕組みで、空が開けていればどこでもネット回線を高速で使えるとのこと。衛星は2025年時点で既に約6,000機が打ち上げられていて、それらが地球の周りを回り地上のアンテナに電波を飛ばしているそう。
日本でも利用できるらしいが料金は結構高いらしくまだまだこれからって感じなのかな。 知らんかったわ。
で、問題の衛星なのだが、肉眼で観測できるのは「打ち上げられた直後数日」のみで、打ち上げ済みのものを肉眼で観測することはできない。数がすごく一度に50~60機もまとめて打ち上げられるので、はっきり列になって見ることが出来るそうだ。
その列のことを銀河鉄道になぞらえて、「スターリンクトレイン」と呼ばれているとのことだった。
聞くところによれば今年は大量に打ち上げられ一番の見ごろの年だったらしく、各地で目撃され地上波ニュースなどにも取り上げられたことがあるという。
実はこの衛星の打ち上げのタイミングを知ることが出来るサイト(英語表記)がある。それによれば「12月20日午前6時観測地点「金沢」で北西から東へ見てください」(意訳)とある。まさしく私が今朝見たものだろう。
ちょっとうれしいのは年内はあと4回、21、22、23、24日に打ち上げられるらしい。見たい方、今年最後のチャンスですよ。
こんなにはっきり見えることもあるらしい。
サイトはこちら。料金不要でCMも無いし厄介な登録も不要。右クリックでリンクを開き、国(JAPAN)とお住まいの地域を入力すればOKです。
クリスマスイブ
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