「スター・ウォーズ」 ハン・ソロのブラスター | 黄昏オヤジの暴発日記

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退職後の第二の人生を手探りで進むオヤジのモデルガン+独り言。黄昏に染まりながら気まぐれに発火しつつ、この世の由無し事に毒を吐く(令和4年5月20日・タイトル一部修正)

 みんなが知っている映画「スター・ウォーズ」。シリーズを全部観ているという人もたくさんいるはず。私自身は、初期のものはともかく、最近のシリーズはあまり興味がない。まぁそんなことは置いておこう。

 銃マニアには、初期のシリーズで使われたプロップガンがモーゼル・ミリタリーとスターリングL2A3をベースに作られていたことは周知の事実。特に、モーゼルミリタリーベースのプロップガンは、ハリソン・フォード演ずる「ハン・ソロ」の使用銃ということもあり人気が高かった。

*これがそれ。アップで観ると汚いですね。グリップもオリジナルのままのようです。おそらくジャンクに近いモデルをベースにしているんでしょう。

 マルシンのモデルガンをベースに、外観をカスタムして楽しんだマニアもたくさんいた。ちなみに物語の設定における正式名称?はモーゼルベースのものが「ブラスティックDL-44ヘビーブラスター(BlasTech DL-44 Heavy Blaster)」、ストームトルーパー用のスターリングベースのものが「ブラスティックE-11ブラスター(BlasTech E-11 Blaster)」というらしい。そのほかには「BlasTech DLT-19」とか「BlasTech T-21」とかいうのもあるとか。想像力は無限ですなぁ。

*初期のスター・ウォーズで使用されたプロップ類。モーゼルベースが3挺移っています。専用ホルスターもあります。スターリングのショートマガジンって実際にあったんですかね。右端はMG34で「BlasTech DLT-19」のベースだそうです。

 これらのプロップを製造したのは、イギリスにあるBapty & Coという会社。この手の小道具製造には定評のあるところだそう。改造されたプロップで目立つのは、右にオフセットし取り付けられたドイツ製の3倍スコープとマズルのMG-81用フラッシュハイダー。作られたのは3挺だそうだが、すべてブランク作動したのかは不明。

 さて、今回そんな中の1挺がオークションに出品された。「RIAカンパニー」という銃のオークション会社から、先月8月27日に銃本体だけではなく、ハリソンフォードによる署名入りハンソロ写真も付けた状態で出品された。そして見事落札されたがその価格は何と1,057,500ドル、日本円に換算して(1ドル140円)1億4千8百万円余り!

*これで1億4千万円余りですか・・・。サイン入りの写真はいくらなんでしょうか。私なら自宅新築して、AMGの新車買って、温泉行って、モデルガン大人買いしますわ( ̄▽ ̄)。

 

 何かほかに使い道がなかったのかな、と考えるのは貧乏人のやっかみだろうか。そんなお話でした。