毒がどくどくと流れ澱む
池江選手曰く「努力は必ず報われる」。
いいえ、努力は必ずしも報われません。努力しなければ報われることはないが、努力したからといって報われるとは限りません。というか、ほとんど報われません。大人はみんな知っています。今回は、天性の素質、病に打つ勝つ強靭な肉体と精神力を有する人物が、恵まれた環境の下で全霊を込めて努力したから成し遂げられたこと。恵まれない凡人がいくら努力しても到達できないし、その前に病で死んでいるでしょう。
素晴らしい業績だと思いますが、「努力が報われる」なんて言ったら子供が勘違いしそうですね。
北朝鮮五輪不参加表明。
私、五輪には反対だし、朝鮮も嫌いだから「勝手にすれば」と思うくらい。ただ、ついでといっちゃなんだが南隣も一緒に誘ってくれないかね。そしたらちょっと気分いい。
島根県知事が一転、聖火リレー受け入れ。
つまんねえの。なんか言われたのかな?
ワクチン接種希望に高齢者が殺到。
そりゃどんなやり方しても、結果的に対象者の一部にしか接種できないとしたら苦情は言われるのは当然。シルバーモンスタークレーマーは強烈ですよ。行政側の担当者に死人が出なけりゃいいけどね。
大阪市で見回り隊出動。
殴られるよ、マジで。
マスク会食の勧め
無理だわ。一人で食べるのでもうっとうしい。こんなことして会食しなければならないんであれば、そもそも外食しないです。
最近で一番腹が立ったニュース
車いすで乗車拒否と苦情
小田原駅で、「階段しかない無人駅で降りたい、ついてはその駅の隣の熱海駅から駅員3、4人呼んで車いす運んで」といった車いす利用の障害者(コラムニスト38歳女性)が、JRに断られ苦情。タクシーのご利用をと諭す駅員に対し、この無人駅の近くでレストランとホテルを予約しているからと抵抗。約1時間後諦め移動。すると人のいいJR職員が数名熱海駅で待機し、一緒に隣の無人駅まで行って階段を運んだ。
当の人物は、「声を上げていかなければならない」と発言。その後、同人物は自分のコラムで「JRで車いすは乗車拒否されました」という題名で記事を投稿(乗車拒否はしてないからこれは嘘)。なお、同人物はヘルパーと友人に子供二人の5人での行動(大人二人にやらせろよ)。
そういえば、以前にも階段しかない2階のレストランに入りたいとわがままをこね、ニュースになった車いす利用の芸能人かなんかがいたね。
車いすに乗る人間は偉いのだろうか。これらは当然の要求なのだろうか。我々「車いす非利用者」は、常にこのような要求を甘受していかなければならないのだろうか。
「弱者に手を差し伸べなければならない」という理念は理解できる。しかし、当然、そこには互いの立場を慮った相互理解があるはず。礼儀やいたわりを胸に秘め、相手の尊厳を大切にしつつさりげなく助力を求め、それに手を差し伸べる。そこには美しさや柔らかい暖かさがあるはず。今の時代、理と情を通せばほぼどんな場面でも成り立つはず。
しかしこれは何だ。ここには相手を顧みない激しい要求、甚だしい「善意」の強制と「弱者」の権利の主張しかない。私には馬鹿馬鹿しいとしか思えない。
これからは、しっかりと見て見ぬふりをして、冷たく対応していこうと思う。