すみません、ご無沙汰しております、ESSEです。
今回はスペインでのうれしいハプニングの報告と
現在更新しているサイトのお知らせです。
使い勝手の理由から今はこちらで更新してます。
新婚旅行ヨーロッパ~世界遺産を巡る旅 といいます。
ヨーロッパの旅情報を発信しています。
是非、こちらもご覧になってくださいネ。
で、話は変わって、
実は今回の添乗でうれしいハプニングがありました。
現地の新聞に私たちのツアー一行が掲載されたのです。
観光協会の人と、ガイドさんが知り合いで、
是非、フラメンコイベントの記者会見においでよって誘われたので、
ツアーのみんなで伺いました。
で、現地のハポンさんの代表者を囲んで撮った写真が新聞に載りました。
ハポンさん?と思ってらっしゃる方も多いと思います。
ハポンとはご先祖さまが日本人なのです。
今から400年前、仙台藩、支倉常長を大使とする慶長遣欧使節団の一行のうち、
日本に帰国しないでスペインに残留した日本人たちの子孫なのです。
当時、一般市民は名字が無かったので日本から来た人は皆、
ハポン(日本)という名前を付けたのです。
現在、人口24000人のコリア・デル・リオ市には650人のハポンさんがいます。
当時、残留した日本人の子孫です。
昨年、日ス交流400年周年を迎え、スペインを公式訪問した皇太子、浩宮さまは
コリア・デル・リオ市を訪問しハポン氏を代表するハポン姓の人々を中心に1万人にも
上る市民の出迎えを受け、日ス友好の証として桜の木を植樹されました。
写真のハポン氏は日本名誉領事を務められています。
9月11日に地方紙の「エル・コレオ」と「ディアリオ・デ・セビーリャ」の文化欄に掲載された記事です。
では、内容を抄訳してみましょう。
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来たる9月19日21時、セビーリャ郊外のエスパルティナ市にあるロレート修道院において、
当代のフラメンコの名人に数えられる歌手のサムエル・セラーノ、ギタリストのパコ・セペロを招いて、カンテ・ホンドのフラメンコ公演が行われる。
昨日、セビーリャ県庁文化ホールにて記者会見が行われた。
出席したのは、セビーリャ県庁観光局長マヌエル・ゴンサレス氏、セビーリャ副市長ハビエル・ランダ氏、エスパルティナ市会議員アウロラ・バエナ氏、文化委員長マリア・アレナ・ロメロ氏、日本名誉領事ホセ・ハポン氏らである。
16世紀に創立したロレート修道院は、現在もなおフランシスコ会の修道士が勤行をおこなっている。2007年には歴史文化遺産の登録を受けており、この地方の教会関連の名所史跡としての価値は高く、宗教のみならず文化的な役割も果たしてきた。
これは歴史と文化の出会いとしての意味を持つイベントで、現役で使われている修道院においてフラメンコ公演を行うのは初めての試み。
組織運営にあたっては、地元のフラメンコ協会、幾つかのワイン醸造会社なども後援スポンサーとなっている。
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写真中央右が副市長、その右、顔がニョキッと出てるのがハポンさん。
現地のガイドさんから聞いたところによると、
ハポンさんには生まれた時、それと分る特徴が出ることがあるそうです。
それは何かというと・・・・、
蒙古斑(お尻の青いアザ)です。
これが時として、虐待と間違えられ警察に通報される、また、これが元で離婚した
なんて笑えない話もあるそうです。
今回はこの辺で!
是非、新婚旅行ヨーロッパ~世界遺産を巡る旅 もご覧になってくださいネ。
ではでは。