「堕天使拷問刑」飛鳥部勝則を読み終えました。

 読み始めは主人公が中一男子の田舎へ転校した少年で、いじめや疎外感の中での友達付き合いなど題名の印象とは違い青春物語なのかと思いました。読み進むウチに大間違いだと気づきました。エロ、グロ、サイコ、ホラー小説?和洋の神話を書きたいのかキリスト教なのか田舎の宗教の話なのか色々の話が出てきて混乱します。

900ページ、厚み4㎝の長編にも関わらず、文章はとても読みやすく、ドンドン読み進められました。ジュニア向けノベライズのエロ・グロ版かとも思い、有り得ない生き物たちの登場に呆れてしまいました。

 解説によると現代変革ミステリーらしいです。最後に謎解きもされますが本格ミステリとは言いがたい。長編の読み物を楽しみたい方にお勧めです本