「蒼海館(あおみかん)の殺人」阿津川辰海を読み終えました。Kindleunlimitedでした。この作品の前作「紅蓮館の殺人」というのがあったけど2作目から読んでも大丈夫かと思ったのですが1作目から読めば良かったと後悔しました。前作について触れている箇所が多かった。

2作目から読んでも困りはしない内容です。600ページ近くあって最初の方は読んでも読んでも進まないなんて思いました。蒼海館とあるだけに館シリーズ風でした。山の上にある大きな館が舞台です。認知症のある祖母が怪しいし、政治家、モデル、医者、警察官、弁護士、記者と特徴の有る職業の人がよくもコレだけ揃ったという顔ぶれです。起こる事件は凄惨で家庭内で起こった事件と考えると辛い物があります。

トリックは今までにない物でした。こんなの初めてです。お勧めです。

 

今日のお弁当NO.138