昨シーズンまで5県7つのスキー場の共通シーズン券として展開してきた「スノーバーズクラブ スーパーシーズン券」がこの2007-2008シーズンから廃止されることが決まったようだ。


  「Snowbirds Club スーパーシーズン券廃止、及び新規特典のお知らせ」 (Snowbirds Club事務局)


現在では企業グループによる共通シーズン券(東急リゾートサービス系、加森観光グループ系など)のほか、緩やかな連合による共通シーズン券を展開しているグループがいくつか見受けられるがこのような「共通シーズン券」の先鞭を付けたのがこの「スノーバーズクラブ スーパーシーズン券」だ。
その登場後、長きに渡り展開されてきた「スノーバーズクラブ」が廃止となるのは今まで利用してきた皆さんにとっては残念なことだろう。その立ち上げ時などにも関わった一人として個人的にも残念だ。


国内にはスキー場が多くどこも厳しい状況の中、営業を展開していることもあり声をかけて共通シーズン券のグループ作りをすることはそれほど難しい問題ではない状況だろう。
そのような中、「スノーバーズクラブ」が今回廃止せざるを得なかったのは何が問題だったのだろうか。
実は「スノーバーズクラブ」においては一昨年から一部参加スキー場間で足並みが揃わないことが発生しその調整に苦労していた。(一昨年の問題の状況はこちら 。)


共通シーズン券に参加するスキー場は、共通シーズン券というツールを作りそれをベースとして「アライアンス」を組成することによってそれぞれのスキー場が持つお客さまを囲い込み、アライアンスのスキー場群の中でお客さまに移動してもらいその結果、個々のスキー場において他のスキー場のお客さまの集客に結びつく(=集客増)という漠然としたイメージを持って参加することになるのだろう。
数年継続するだけであればそんなイメージだけでもアライアンスを継続することは可能だろう。
しかし、このWeblogの中でも現在のSNOW業界の厳しい状況を折に触れ示しているが、そのような状況の中、長きに渡りその関係を継続・強化していくためには具体的なゴール(アライアンスに参加することで、入場者数の目に見える形での増加であるとか共同購入による経費の削減など)の設定が必要であることを今回の例は示しているのだろう。