福井県の旧美山町(現福井市)が13年前に開発したが休眠状態となっている「ファミリースキー場オース」についてその整備を目的とした国と県の補助金6,100万円余りを返納するようだ。


  「補助金6100万返納決定 福井市が初 借地契約解除交渉へ 」(2007.08.28 福井新聞)


《memo》
・ファミリースキー場オース:
 1993-1994年度に総事業費約\133,000,000で開発
 ゲレンデ面積:13,400㎡
 施設:ロープ式リフト1基、照明設備4基など
 ※アクセス道幅約4mと細いなど安全面での問題から開業できず
  昨年度末に施設廃止の方針決定
・補助金:
 国交省の「雪国快適環境総合整備事業」に採択
 「親雪事業」分として
   国:\40,786,000、県:\20,393,000
     → 返納へ
 「克雪事業」分:スキー場開発の一環としての補助事業
   約\57,000,000 → 返納しない



新任大臣も絡んだ補助金の不正使用が取りざたされ大臣が辞職に追い込まれるニュースが耳に新しいが無理な開発により誰にも利用されないままに放置され無駄に税金が投入されていた今回のケースも政治家絡みでリークされなかったり合併などがなかったらそのままになっていたのかもしれない。

また、スキー場の開発ではその開発する土地は借地することが多いが今回のケースも借地であり4人の地主に対して1992年から毎年約\2,300,000のお金(税金)が支払われていたようでありその契約も2013年まで残っているようだ。

税金が政治家や団体などへ貫流するシステムが連綿と続けられ未だそのシステムが残っていたり、何も生まない、住民にも誰にも還元されない無駄な税金が使われることが未だ平然と行われているのが実状のようだ。
行政運営においては第3セクターや公社などが営利事業を行っているがその経費が付け替えられたりなどの操作によりその事業の財務諸表が事業の姿を正しく繁栄していないため住民の知らないところで税金が投入され事業が継続されている例も少なくない。

潤沢に税金を持っていたいた時代とは大きく変わった現在、地方自治体はもとより国においても財政破綻の可能性がある現在、我々一人一人が税金がどう使われているのかということに意識を持つことと住民を含め強いチェック機能が必要なのだろう。