近年、オーストラリアからのお客様の急激な増加やそれに伴う活発な投資、そして新雪SNOWの宝庫・・・と「SNOW」では何かと話題の「ニセコ 」だが、そのニセコの担当者の友人から今シーズンのホットな情報が届いたのでご紹介を。


ニセコでは以前からニセコ全山3スキー場共通の非接触ICカードによるゲートシステムを導入・運用してきているがそのシステムをもう一歩すすめて「インターネットを使ったリフトチケットの事前購入」という新しい試みを提案している。
現状のスキー場のリフトチケットはシーズン券保有者以外はスキー場に到着したらチケット売場でその日に利用するチケットを購入してゴンドラ・リフトを利用して滑走を楽しむ(早割チケット購入者であってもチケット売場に一度立ち寄らないといけないだろう)、というものだが今回ニセコが提案しているのは、

1.インターネットを使って事前に専用のICカード式のリフトチケットを購入
2.ICチケットが手元に到着後、同様にインターネットでクレジットカード決済にて利用チケットを購入(10時間券or20時間券)
3.ニセコに到着したらそのままゴンドラ・リフト乗り場へ
  (最初に通過する索道のゲートで認証)

と言うもので年末年始や連休時には特に混雑するチケット売場に立ち寄ることなくそのままゴンドラ・リフトに乗れる、というのは朝のゲレンデ状態の良い時に少しでも早くゲレンデに出たいという方には特に喜ばれるだろう(ニセコという場所柄、良い新雪が降った翌日のファーストトラックを狙っている皆さんには特に歓迎されるのではないだろうか)。また、スキー場でのチケット購入が必要ないためウェアを着込みグローブを着けた戸外での格好のままでの煩わしい現金の出し入れがなくなるのは嬉しい。

今シーズンはシステムのトライアルの意味合いがあるのだろう、1,000人限定での運用となる。


ニセコが導入しているゲートシステムは他エリアのスキー場のゲートシステムに比べシステム的に新しいものでICカードの容量も大きく汎用性・拡張性がある。そのため海外では同システムを利用してエリア内でいろいろな決済などにも利用がなされている。実際ニセコにおいても、例えばアクセスの路線バスでの決済や近隣の飲食店での利用など他用途と合わせての利用の検討・調整なども行われている。このシステムを通じて北海道陸運局などとも共同してシンポジウムなども積極的に開催されているようだ。私も今年の2月中旬に開催されたシンポジウムに参加したが北海道大学の教授がコーディネーターをされていたり内容的にも興味深いものであったし盛況なものだった。このように官民学が共同でいろいろな取り組みが行われている環境は「エリア・バリュー」の向上につながるだろうし、他エリアから見れば非常に羨ましいことだ。今後まだまだ利用者に便利な提案が行われそうだ。

長年停滞を続けているSNOW業界において一人気を吐いている感のある「ニセコ」だが今回のこの新しい試みだけでも定着すればまた先進性が目立ってきそうだ。


《memo》
・ニセコ インターネットリフト券についてのWebページ:
   URL:http://www.niseko.ne.jp/web-liftpass/

・北海道新聞での記事:
   「ニセコ3スキー場 リフト券、ネットで購入し直接乗り場へ 今冬から試験導入 」(2006.11.15)

・ニセコ インターネットリフト券についての問い合わせ先:
   ニセコユナイテッド 幹事会社 ニセコグラン・ヒラフ (ニセコ東急リゾート)
   Tel:0136-22-0109  E-mail:shop@niseko.ne.jp