野村プリンシパル・ファイナンス の下で経営再建中の「ハウステンボス 」の入場者が増加している。


  「7―8月のハウステンボス入場者、前年比2割増 」(2006.09.02 NIKKEI NET)


今夏は梅雨明けが全国的に遅かったこともあり当初計画を40,000人下回ったが7―8月の入場者が405,100人と前年比約20%upとなり2006年度見込みの210万人を突破する可能性も出てきたようだ。


    『7月の入場者は前年同月比18.2%増の約13万6500人、8月は同17.9%増の約26万8600人で、大型映像アトラクション「キララ」などの人気が集客拡大につながった格好だ。4―8月の入場者は前年比10%増の約85万9000人だった。 』
    『今後は「キララ」に続く大型娯楽施設を導入する計画で、施設の充実などをテコに、家族連れなど入場者の拡大を図る。』


夏の集客シーズンを何とかこなして入場者数的には概ね順調のようだ。現状の日本におけるスキー場などの再建にはある程度の投資が必要だと個人的には考えているが、「ハウステンボス」においては中期経営計画(今年度から3年)において\10,000,000千の投資を盛りこんでいるようだ。そのひとつが上記引用文の中にある「キララ (※)」というもののようだが今後も大型の娯楽施設を導入するようだ。

ただ、個人的には「ハウステンボス」はテーマパークではあるのだろうけれど、TDRやUSJのようなアトラクション系施設のテーマパークとは一線を画すものであり当初の理念である「自然との共生」「1,000年をかけた街づくり(※※)」などでの生き方を模索・継続してもらいたかった。
日本においては観光として大きな「来場者」を可能にするためにはやはり大型の娯楽施設が必要なのか。それとも2,000,000人超の「来場者」がないと成り立たない事業計画に無理があったのか。



※「キララ」=「愛・地球博」で人気を博した“三菱未来館@もしも月がなかったら”をハウステンボスへ移設。 単なるシアターの枠を超え無限大に広がる空間が体感できる映像シアター。
※※NIKKEI NET 「プロの視点」 「ハウステンボスは泣いている?」 参照
《参  考》
YOMIURI ONLINE 「九州発 Speaks」「ハウステンボス社長東園基宏氏のコメント」
「ハウステンボス」の会員特典などはWeblog「ふりいのつれづれ日記/ハウステンボス 」参照