25日午前中に発生した武尊牧場スキー場のリフト搬器落下で女性二人が重軽傷を負った事故の続報が出ているのでご紹介を。
    「片品のリフト落下 寸断部に多数の傷 」(2006.06.27 上毛新聞Web版)

    『・・・・・事故現場では同日朝から、同社職員が、すべての夏山リフトの支柱をハンマーでたたき安全性をチェック。午後からは県警科学捜査研究所員や沼田署員、同省関東運輸局の調査官が相次いで現場検証した。その結果、①落下したリフトの寸断された部分には何かでこすれた傷が多数ある②別のリフトにも同じ場所に同様の傷がある-などの手掛かりを確認。落下したリフトは同署が押収、事故原因を詳しく調べる。・・・・・



今朝のNHKの朝の全国ニュースで報道されていた内容ではやはりこの「傷」のことを言っていたが、搬器のパイプが当たる部分に付けられているラバーが摩耗していた、というものだった。最終的にこれが原因という取り上げ方ではなかったがいずれにしても早い原因の究明を待ちたい。

26日から当然リフトの運転は停止しているようで、今後は安全性が確認されるまでシャトルバスでお客様を送るようですがこの件につき武尊牧場スキー場のグリーンシーズンのホームページには事故のことは疎かリフト運行が行われていないことなど何も明記されていない。
事故のことを知らないで花や自然を楽しみに来られるお客様も多いと思うが通常の対応ができていないことだけでも情報として伝えていく努力をすべきではないだろうか。
    武尊牧場スキー場のグリーンシーズンのWebはこちら。
       http://www.hotakasan.co.jp/summerlift/