※途中アメ限になっておりますが、読まなくても進められますので・・・気にならない方はどうぞ(*´`)
君に降る華◆⑵
「イムジャ・・・」
短く呼んだ後、
部屋の壁に押し付けられ、執拗い程に長くヨンの唇が重なっていた。
最初は唇と唇を触れ合わせるだけだったが、ウンスが息苦しさに薄く息を吐き出し喘いだ瞬間色を含むものへと変わり、それを待っていたかの様にヨンの舌が咥内に侵入し始めて来た。
「・・・チェヨン、さん!」
「ヨンで良い」
舌先をウンスの唇をなぞる様に動かし、再び舌を侵入させようとしたヨンの肩を叩く。
大して痛くも感じなかったが、そのウンスの手を握りヨンは漸く顔を離した。
――・・・物足りない。
身体の芯に火が点ったとでも言いたげなヨンの目を見つめ返したウンスは、必死に息を整えていた。
「長い・・・!」
「何故?数年我慢したのだから、足りない位だ。
・・・イムジャ、したので、・・・今夜」
いや、それは違う。
ウンスは再びヨンの肩をポカリと叩いた。
「どうして一回で、そんな事になるのよ?」
「一回?いや、回数は問題では無く了承を得たのだから・・・、―ッ」
しかし、ヨンはすぐさまウンスの身体を離し一歩退った。急に手を離されたウンスは、壁に背中を付けたままガクリと下に座り込みそうになってしまい、
「イムジャ!」
焦ったヨンがウンスの腕を掴み、身体を引き上げていると――。
「・・・・ん?」
薬草園に入って来たチャン侍医は、ヨンの気配を感じ扉を開け部屋内に入って来たが、
床に座っているウンスの腕を掴んで、眉を顰めながら自分を見ているヨンに気付き目を丸くした。
「どうかしましたか?」
「・・・いや、何でも無い」
そうですか、とそのまま診療所に消えて行ったチャン侍医の後ろ姿を二人は見送り、少し間の後顔を再び見合わた。
チャン侍医が来た事で冷静になった二人は、徐々に顔が赤くなっていき同時に俯いてしまう。
ガリガリと項を掻き始めたヨンだったが、ウンスの顔を見てふと手を伸ばし、ウンスの口周りに触れ、濡れた場所を拭き始めた。
――・・・光るウンスの口元に、はたしてチャン侍医は気付いただろうか?
「・・・見られたか?」
「えぇ?」
・・・まぁ、見られても俺は構わないが、ウンスの機嫌が悪くなるのは困る。
「・・・わかった、閨はもう少し待つ。だから、イムジャも俺を信じていてくれ」
そう言いウンスの唇をもう一度撫でた後、ヨンは部屋から出て行ってしまった。
後ろ姿を見て呆けていたが、よろよろと歩き机に戻ったウンスははぁーと息を吐き出した。
身体の熱はすっかり落ち着いたが、ヨンの熱く蠢いていた舌の感触はまだ残っている様に感じ、再びごくりと喉が鳴る。
「・・・えぇー?あの純粋な青年は何処ー?」
何時もウンスの相談事やヨンの部隊の愚痴話、そんな話しかしていなかった。彼の本来の性格もわかっていなかったのかもしれない。
あの雪原で待つ大きなワンコでは無かった。
――ガッツリ、男らしいチェヨンさんでした。
数年間、勝手な想像をしていたのだと、
顔を赤くし頭を抱えるウンスだった――。
⑶に続く
◇◇◇◇◇◇◇
アメ限は途中だけになりました。(*´`)✨
ぼやかすつもりも無く、加筆する💖、
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