イトシイイトシイイウココロ⑰ | ー常永久ーシンイ二次創作

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イトシイイトシイイウココロ⑰






しかしその事であの硬い迂達赤隊が少し様子が変わったとしたら・・・?


彼等を狙っている女人が王宮内にも市井にも沢山いるのは有名で、女官達でさえ密かに機会があるのなら・・・と考えている者もいるのだ。
禁軍もそれなりに人気はあるが、やはり王様の信頼が厚く忠義を尽くしている迂達赤隊と横柄な態度で歩く禁軍との違いは明らかだった。


「あの・・・医仙様?」
「はい?」
「最近迂達赤隊の方々が何処かに出掛けている等と言う話は聞きませんか?」
「何処か?」
ウンスははて?と首を傾げてしまう。

「・・・彼等が役目を終えた後、何処かに出掛けているって事なら私はわからないわ・・・」

ウンスだって診療所の仕事が終わったら自分の部屋に戻ってしまうのだ。
部屋に誰かが来ない限り、夜部屋から出るという事も無い。

・・・そう考えると本当に外に出なくなってしまったな・・・

市井に出たいと思ってもチェヨンか王様の許可がいるらしいし
・・・中々シビアな時代だと思う。

「・・・いかんいかん、また落ち込むトコだったわ!」

考えがまた違う方に向きそうで、急いで頭を振り思考を散らし女官達に話し掛けた。

「でも兵隊だって、女官だって仕事が終われば自由でしょう?」
「女官は・・・夜出歩くのは禁止されておりますから昼間のみですが、男の方は夜出る事は自由なのです」
「何て羨ましい・・・!・・・で、何で迂達赤隊なの?」
「それは・・・また違う噂が・・・」

ウンスが聞いて来て女官達は顔を見合わせその視線を武閣氏達にも移すと、武閣氏達はその眼差しの意味を理解して、あぁ、と呆れた声を上げる。
ウンス以外知っている様子に何?何?とウンスは焦り出すが、武閣氏がコソッと耳打ちをして来た。

「あくまで女官達が話す噂ですので、気にする事はありませんよ」

「噂?」

女性達が話す噂とは?
迂達赤隊の事なのだから、誰が格好良いとか、告白する等だろうか?
・・・いいじゃない、私そういう話好きよ?

「ほほぅ?何かしら?」
ウンスの興味の湧いた眼差しを見て、女官達は握り拳を作り勢い良くウンスに話しだした。


「噂というのは・・・どうやら迂達赤隊長には慕う女人がいるらしいのです!」






「・・・・・・・・はぁ?」





ウンスは無意識に気の抜けた声を出していた――。






⑱に続く

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進みましたね〜。
良かったです。(σ^▽^)σゥェイ!