「丁寧な暮らし」には憧れます。
身体にいいものを食べて、
きれいに片付いた部屋で、
気に入った器を使って、
季節のものを取り入れて、
ちゃんと休む。
できたら、そりゃ素敵。
でも、毎日はそんなにうまくいかないものです。
仕事から帰ってきて疲れている日もあるし、
ご飯を作るのが面倒な日もある。
時間も、お金も、体力も無限にはない。
全部国産、全部無添加にできたら理想だけど、
現実にはそうもいかない。
私も、全部をちゃんとしているわけではありません。
それでも、味噌はちょっと好きなものを選んでみたり、
塩を変えてみたり。
陶器市に行ったときに気に入った作家さんの器を、一年に一枚ずつ買い足してみたり。
器もカトラリーも、値段やブランドを揃えるというより、並べたときに自分が気持ちいいものを選んでいます。
最近はタンパク質について知りたくて、ゆで卵をよく食べるようになりました。
でも忙しい日は、時短のためにワンプレート。
そんな日もあります。
高価な器じゃなくてもいい。
無印でも、100均でも、陶器市で見つけた一枚でもいい。
(陶器市の作家さんのお皿とIKEAの器)
全部いいものにしなくてもいい。
全部を変えなくても、
「私はこっちのほうが好き」
を、一個だけ選ぶ。
今日はこの器を使おうとか。
このアクセサリーをつけようとか。
疲れているから、今日は頑張らないとか。
そういう小さなことでも、普通の一日がほんの少し自分のものになる気がします。
だから最近、
丁寧にできない日も含めて、
生活をちょっと自分好みにする。
という言葉が、とてもしっくりきています。
完璧な「丁寧な暮らし」を目指すんじゃなくて、
できる日も、できない日もある生活の中で、
自分が気持ちいいほうを少し選ぶ。
高くなくてもいい。
一流じゃなくてもいい。
自分が、
「なんかいい」
と思えたら、それでいい。
たぶんYOTIで考えていきたいことのひとつは、
こんなことなんだと思います。



