最近、また少しずつアクセサリーを作りたい気持ちが戻ってきています。
「セラピストになったのに、なぜまたアクセサリーなの?」
そう思われるかもしれません。
でも私の中では、実はあまり別のものではなく、、
振り返ると、ずっと同じことに興味を持ってきたように思います。
食。
香り。
植物。
肌。
心。
身体。
そして身につけるもの。
私はもともと人の心や身体に興味がありました。
けれど、その頃はまだセラピストになるという発想はありませんでした。
だから私は、自分の興味の向くままに、遠回りをしながら学んできたのだと思います。
高校を卒業した後、まず食の世界へ入りました。
アロマを学び、自然派化粧品のお店で働きました。
専業主婦を経て、アクセサリーを作り始めました。
身につけるものもまた、その人の一部だと思っていたからです。
アクセサリーを作ることは楽しく、たくさんの方に作品を手に取っていただきましたが、その後離婚を経験します。
当時の私は、アクセサリーの仕事だけで生きていくことに不安がありました。
収入が不安定だったからというよりは、子どもを育てながら生活を支える責任が、急に目の前に現れたからです。
好きなことを続けることよりも、まず生活を守らなければならない。
そんな思いから、私は正社員として働く道を選びました。それが正しいと思っていたのです。
でも、興味の向く先は変わりませんでした。
むしろ、自分自身が心身の不調を経験したことで、身体への興味はさらに深くなっていきました。
人はなぜ疲れるのか。
なぜ緊張するのか。
なぜ眠れなくなるのか。
なぜ呼吸が浅くなるのか。
身体はなぜ、こんなにも正直なのか。
そうして数年前、ようやく人に触れる仕事へ飛び込みました。
タイ伝統療法。
リフレクソロジー。
ヘッドケア。
トークセン。
ハーブ。
温めること。
緩めること。
施術を通して感じたのは、身体はその人の人生そのものだということでした。
足に触れていると、その人の頑張り方が見えることがあります。
呼吸には、その人の癖が現れます。
肩や背中には、抱えてきたものが残っています。
身体を学べば学ぶほど、私は不思議とアクセサリーのことを考えるようになりました。
以前は飾るものとして作っていたアクセサリーを、今は少し違う視点で見ています。
リング、バングル、ピアス、イヤーカフ、ブレスレット、ネックレス。
それらは、おしゃれのためだけではなく、自分を思い出すためのものでもあるのではないかと。
朝、身につける。
ふと目に入る。
深呼吸する。
少し姿勢を正す。
そんな小さなきっかけになるもの。
セラピストを経て、私は再びアクセサリーを作りたくなりました。
遠回りしたようでいて、もしかしたらずっと同じ道を歩いていたのかもしれません。
食も。
香りも。
植物も。
心も。
身体も。
アクセサリーも。
私にとっては全部が一本の旅のように思うのです。
これからは、身体を学んだ私だからこそ作れるものを、また少しずつ形にしていきたいと思っています。
どんなものが生まれるのか。
一番楽しみにしているのは、もしかしたら私自身かもしれません。