ちゃんと知らないけど、なぜか惹かれる。


昔から私は、「ちゃんと知らなくても、惹かれたら取り入れてみる」タイプだった。


なんとなく良さそう、好きかも、心地いい気がする。

そんな小さな感覚を、暮らしの中にそっと混ぜてきた。


ただ、それを「表に出す」ことには、ずっとためらいがある。

知らないのに語るなんて…と思ってしまう。


でもきっと、完璧じゃなくてもいいんだ。

感じ取った“ひとしずく”を、自分なりに形にしていくこと。

それも立派な表現のひとつなのかもしれない。