ごそごそ 部品の 掃除でも   | 街の小さな修理屋さんの日記

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日々の色々な事かな



明日から 雪の降る  予報の 京都です。

今年の 初雪に なりそうですが… 今 車が 代車なんですよね…

タイヤが ノーマルタイヤなので 帰って来るまで 雪は ゴメンですが どうなる事やら…


さて~


色々と 都合も 有りまして 今 修理の 搬入を 止めてますので

大して する事が… 無い…

何も しないと 一日が 長いので 以前に 取り外した 部品の 掃除でも しょうかな?

XJR1200の キャリパーを 出してきましたよ~


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外したままで しかも 使いっ放しの キャリパーですので 汚れは かなり

酷い状態です。

パット等 外し易い物を 先に 外しまして 外周を 洗剤で 綺麗に 洗います。

これが… かなりの 強敵でして 積もり 積もった パットカスが なかなか 取れない…

お湯も 使って 格闘する事…

やっとの事で まあまあ 綺麗に なりました。



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ここからが また 大変でして ピストンが 固着して 取れない…

仕方無いので エアーを 使って 押し出そうと しますが… 出ない…

何回も エアーで 押し出しを 敢行して やっとの事で…

出ましたよ~



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出なかった 原因は ダストシールの 噛みこみでした 今まで オーバーホールした事が

無い キャリパーみたいでした。

残っていた フルードを 洗い流して シール類を 外しますと

こんな感じでした。


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溝の中が 謎の 堆積物と シールの カスが 残ってますが

まだ マシですね。 酷いのは もっと コンモリと 溜まってますので…

フルードの 交換は マメに してたのかな?

フルードが 飴色に なってると 恐ろしい事に… なってるかも…

またもや 溝掃除を シコシコと しまして こんな感じに… なりました。



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シミになってまして 残ってる様に 見えますが スベスベに なりましたので

これで OK かな

キャリパーの 合わせ面も オイルストーンで 馴らして おきました。

これで 洗浄終了です。


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パットピンが 段摩耗こそ してませんが 交換時期かな?


残念ながら 在庫には 無かったので また 使う時にでも 注文します。


在庫を 漁ってますと シールか 出て来ましたので



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ヤマハは グリスも 付いてますので いいですね。

この時代に 日本製ですよ~

シールに 付属グリスを 塗り付けまして 溝に 丁寧に 押し込めます。

スミトモの キャリパーは シールが 入れやすいので 助かります。

ピストンも 塗りたっくて 合体します。


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耳の シールも グリスを 塗って 左右完成しましたので


最後の ドッキングで 出来上がりです。



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やった~ ボキにも 出来た~

この状態で また 保管です。

使う時に ピストンの モミ出しを しますよ~



碓氷峠の バスの事故 残念です… 若い命が 多く 失われました…

夜行バスの スキーツアー 私の 若い時も 有りましたが こんな事故は 記憶に

有りません…

運行ルートこそ 予定と違いますが 運転手が ある程度 自由に 変更出来るのでしょうか?

色々と 原因は 有りそうですが 私は 何と無くですが バスの 整備不良では無いかと

感じています。

転落前の所に 片方だけの タイヤのスリップ跡が 有るそうですので

スピードを 減速出来ずに ハンドルを 切った時の 加重で 付いたと…

私の 感じたのは ブレーキが 効かなくなった。

でも 多分 運転手の 居眠りに なる様な 気がしますが

亡くなった方々の 御冥福を 祈ります。









でわでわ また