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NENGO リノベーション

美 し い 国 、 日 本 。 1 0 0 年 後 を つ く る

今人おおむね口に多忙を説く。其の為す所を視るに、実事を整頓するもの十に一二。閑事を料理するもの十に八九、又閑事を認めて以て事実と為す。うべなり其の多忙なるや。志有る者誤って此かを踏むこと勿れ。
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幕末幕府直轄の教育機関であった昌平坂学問所のトップ・佐藤一斎「言志四録」の言葉である。
要約しますと、
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今時の人は、口ぐせのように忙しいという。しかもそのしているところを見ると、実際に必要なことをしているのは十の中の一、二に過ぎず、つまらない仕事が、十の中の八、九である。そして、このつまらない仕事を必要な仕事と思っているのであるから、これでは忙しいのももっともなことだ。本当に何かをしようする志のある者は、こんなあなたに入りこんではいけない。
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耳に痛い言葉ですね。
最近社内でも「過去」「現在」ではなく「未来」の為の時間を使おうと伝えています。
よく考え、よく予測を立てる。
社内を見渡しても「忙しそう」に仕事をしている人がほとんどで、その「忙しそう」にしている人ほどなかなか成果があがっていません。
「無駄なこと」や「過去」「現在」の仕事に時間を使ってしまっているんですね。

発想を変えて、勇気を持った決断をすべきです。
意味が分からない人は「言志四録」を読みましょう。

悩みが解決しなければ気分転換でこんな景色を見るのもよいです。
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「縁側」というと、どのようなイメージを持たれますか。
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和風の住宅で,主室と屋外の間にある板張りまたは畳敷きの副次的な空間のこと。通常は主室との間を明障子(あかりしようじ),外部との間をガラス戸と雨戸で仕切り,主室の補助に使うが,連続させて廊下(通路)を兼ねさせることもある。日本の住宅では古墳時代から,主室の前に簀の子(すのこ)の広縁を設けていた。縁側の起源はこの簀子縁に求められる。寝殿造の住宅では,対屋(たいのや)の前などに板張吹放しの広廂(ひろびさし)が取られ,控室や通路として使われていた。
(世界大百科事典より)
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一般的には、明るさ調整・主室補助が解釈としてあります。

しかし、「縁側」には日本独自の工夫(温度調整)が存在しています。
日本には四季「春夏秋冬」があり、
「太陽の確度」「日の出・日の入」「湿度」「温度」が、
「庇」「障子とガラス戸と雨戸」「打ち水」と関係しています。

ここには科学(比熱・気圧・水蒸気・風)が関連しています。

昔の日本家屋はアクティブ要素(エアコン・ヒーター)がなかったので、知恵を出してパッシブな家屋を建てていたのですね。

いまの日本には「縁側」は非常に少なく、省エネと思われるアクティブ要素をアピールすることで環境保全していると主張していますが、少し向いている方向が我々と異なるなと思います。

縁側は非常に奥深いので、また後日綴ります。

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先日熱海石亭にお邪魔してきました。

数寄屋造りの離れが特徴的な高級旅館です。

築40~50年の様々な木造建築が敷地3000坪に配置されていて、その敷地内は時計が止まっているように感じられます。

特徴的だったのは石亭というだけあって「石」です。
仲居さんに聞いたのですが、全国からまず石を集めて配置し、その後に離れを建てたようです。
とにかく石が多い。夏は打ち水をすることで、涼しくなるでしょうけど。

離れの屋根は確度が緩やかで庇が非常に深く、縁側と外部が庇を通じて繋がっているようでした。
夏はここに座ってスイカでも食べたいな。と感じる空間です。

全体的に建物自体は古さは否めませんが、理に適った建築。
陰影を楽しめ、夏を良しとする。断熱は土壁と雨戸。

空間デザインは、数寄屋造りということもあり天井や壁は絶妙なリズムで角度や素材を組合せ、非常に豊かな空間となっています。土壁・竹・障子・照明・畳・・・・
バランスが非常によいですね。

このような建築に時折宿泊させてもらうことで、一般的には忘れられてつつある理に適った日本建築を思い起こしたいと思いました。

深い庇が折り重なる
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庇と縁側
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広間と次間と庭を楽しむ
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ガラス框戸・雨戸・障子
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自宅近くにて木造住宅の解体工事が始まりました。
家の建て替えるとのことです。建築メーカーは、M井ホーム。

大手メーカーが、どのように建築を進めていくのか、またどのように近隣対応をするのか非常に興味があります。
定点観察をさせていただくこととしました。

さて、先週末。車で出かけようと出発したのですが、少し走った所で車が傾いていることに気づく。。。パンクだろうか。。。車を降りて確認すると、ビスがタイヤにグサリ。

そうです。解体現場の前でビスが落ちていてタイヤに刺さってしまったのです。

まあ、仕方ないか。。。と、M井ホームの責任者へ電話。

私「あの現場前のビスをふんで車がパンクしたんですが、、、」
責任者「誠に申し訳ございませんでした。弁償させていただきます。領収証をいただければと思います。」
私「何故、私がスペアタイアに変えて、タイヤを交換に行って、お金を払って、立替えなければいけないのですか。」
責任者「誠に申し訳ございませんでした。こちらで全て行います。」

ということだったので、責任者へお任せしました。

タイヤ交換の日、私は仕事でいなかったのですが、「15分程で直ったよ」とのこと。
ん、、、どうやって直したんだろう。

私「どうやって直したんですか」
責任者「タイヤの穴に液体を入れて補修しました」
私「何故タイヤを交換しなかったのですか。補修は誰がやったのですか。タイヤはもうパンクしないのですか。誰が保証してくれるのですか。それが御社の対応ですか。」(ちょっと言い過ぎました)
責任者「誠に申し訳ございません。解体屋が、、、」
私「私は解体屋と話をしているのではなく、あなたと話をしているのです。解体屋が補修したのですか。」
責任者「誠に申し訳ございません。交換致します。」

とのやり取りが続いていて、今度タイヤを交換してくれるそうです。

建築工事は騒音などはどうしても周りにご迷惑をかけてしまうことがございますが、「配慮」が必要ですね。

私は責任者の言動にてブラックリストにのってしまったと思います。

つづく。


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熱海にある旧日向別邸にて、ブルーノ・タウトの建築を感じてきました。
国内にて唯一のブルーノ・タウト建築です。
桂離宮をはじめ日本建築文化をこよなく愛したドイツ人。自らの感性と日本文化を融合させた空間は風雅でありました。
社交室・洋間・日本間からなり、光の入れ方や海への視線・関係性。アクティブ照明の考え方。
天井・床・壁の素材。
桐・漆喰・漆塗り・砂壁・和紙・織物...サッシの考え方...
残念だったのは洋間の天井の左官の上から真っ白なビニールクロスが貼られていたこと。
また間接照明が蛍光灯に替えられていたこと。
オリジナルに則してメンテナンスして欲しいものですね。

隣の海峯楼を設計された隈健吾さんもよくここを訪れて、海への視線について参考にされたとのことです。

熱海の高台にある旧日向邸、一度は訪れられてもよいかと思います。

社交室
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洋間
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日本間
photo:03