この時期、いつも話題になるのが熱中症。
暑さで発汗機能や循環系に以上をきたして起こる病気で、体温上昇、発汗停止とともに虚脱・けいれん・精神錯乱・昏睡などを起こし、生命の危険を伴うこともあります。
「とてつもなく暑い日に、屋外で運動や労働をしている時にかかる病気。」というイメージがありますが、実は屋内でかかる割合が非常に多いのです。
熱中症で亡くなった方の約80%が室内で発症し、夕方5時~朝5時に発症した方は約35%というデータがあります。
え。。。と思われますよね。
これには断熱が大いに関わります。特に鉄筋コンクリートでの発症が多いです。
コンクリートは「ゆっくりと熱を蓄える、熱を蓄えると冷えにくい。」という特性があります。国内の鉄筋コンクリートのほとんど内側から発泡ウレタンで断熱(結露防止)をしています。
ということは、コンクリート自体には断熱していないのです。特に古いマンションなどで内断熱もしていないマンションは非常に危険です。
日中外部よりゆっくりと暖められたコンクリートが、夕刻から徐々に室内に熱を放出し始めます。
これが原因なのです。
日本は内断熱が多いのですが、海外はコンクリートごと断熱をする外断熱が主流です。
外断熱を施すと、コンクリートの熱変化か非常に少なく、室内は非常に快適です。
夏場はカーテンなどを使って、室内の温度さえあげなければ夜は涼しいです。
冬場は一度室内が暖まれば、朝までパンツ一丁でも睡眠できるとのことです。
コストはかかりますが、マンションは外断熱の方が理にかなっているでしょうね。
内断熱は平均20~25mm、外断熱は100mm以上の断熱材を使いますし、外断熱はコンクリートの劣化が少ないため建物が長持ちします。
家を建てる際、必要な場所へはコストをかけるべきでしょうね。
それを本当に分かっている供給者が増えることを期待します。
