モンテッソーリ教育に共感し、家庭でも取り入れるようになって特に実感しているのは「環境を整えること」の大切さ。

これは単に、子供が欲することやものがあるというだけではなく、それらが子供に合ったサイズ、量、レベルで提供されていることが重要です。

我が家では家事のいろいろを子供でもできるように準備してあるので、7歳ちゃんがお風呂を洗ってくれたり4歳くんが洗濯物を干してくれたり。

自分の洗濯物は子供たち自身が自分で畳んで片付けるのが日常です。

4歳くんは、お腹がすくと勝手に炊飯器のご飯をよそって食べています(笑)



モンテッソーリ教育を知らなかったら、子供サイズの環境を用意することに考えが及んでいなかったでしょう。
大人の環境のまま子供にやらせて、できないことにイライラしていたと思います。

適した環境が用意されれば子供はどんどんできるようになっていくんだなと思うので、あらゆることを子供サイズに用意していくことの面倒さや難しさもありつつも、日々家の中のあちこちを見直しています。

そして環境と並んで大切だなと実感しているのが「子供の観察」です。
この子は今何に興味があるのか、何をしたがっているのかを見極め、それに合った教具や環境を整えること。

これがなかなか難しく、「今かな?」と思ってやりかたを教えてみてもやらないとか遊びにしちゃうなどで撃沈すること多々…
それでも、やりたい気持ちと教えたことが一致すると一気にものにしていくので、その度に子供ってすごいなと思います。


先日の記事に書きましたが、最近リビングに4歳くん用の引き出しを用意し、朝自分で洋服を選んでもらうようにしました。
そのついでに洗濯が終わった自分の服を畳んでしまうことを教えたら、それが楽しかったらしく毎日自分で畳んでしまってくれるようになりました。

バンドエイドが貼りたいお年頃のようなので子供の手の届く位置にしまうようにしたら、貼りたい時は自分でやっています。

4歳くんも7歳ちゃんもまだまだ甘えたい盛り。
「ママ~」「ママ~」と言う声に追われる毎日ですが、自分たちの身の回りのことはだいたい自分たちでやってくれるので、ママの家事もだいぶ楽になりました。


必要な環境を必要な時に整えられるよう、これからも子供たちを静かに見守りたいと思います。