私の母はしつけに厳しい人でした。

それは今になって感謝する部分も多々あります。

 

でも、母が良いと思っていること、母がこうするべきだと思っていることを押し付けられてきたため、30代半ばまで私には「自分」というものがなく、母の観点で生きていました。

 

母は子供に対して寛容ではなく、子供に対しても大人の視点で接する人。

子供に対する怒りの沸点が低い人。

自分の意に添わなければすぐに怒るどなる手を出す。

(母の母も同じような感じだったようなので、母にとってはこれが普通の子育てだったのでしょう。)

 

なので、そんな「母の基準」が身に染みた私もそうでした。

子供の無邪気な行動にイライラしてしまうのです。

自分の子供を虐待してしまいそうで、自分は子供を持つべきではないと思っていました。

 

 

今の6歳ちゃんを妊娠したとき、母と同じ子育てをしてはいけない、私は今絶対に変わらなければならないと思いました。

いろいろな子育ての情報をネットで検索していて見つけたのが「モンテッソーリ教育」。

 

「これを知っていたら私、きっと大丈夫。子育てできる」

モンテッソーリを知って最初に感じたことでした。

 

 

子供の見方、待ち方

子供は小さな大人ではない

これがわかったことで、私の育児感は大きく変わりました。

 

 

「敏感期」
この言葉ひとつで、大人には理解しがたい子供の不思議な行動も見守ってあげられるようになりました。
よく大人がイライラしてしまうポイントですが、「敏感期来たかな?」とワクワクします。
 
 
細々ながらモンテッソーリ教育の勉強を続けて5年近くになりますが、今でもその奥の深さに感動します。
一番最初に読んだ本のサブタイトルに「モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる」とありましたが、まさにその通り。
私は今、モンテッソーリ教育に「親」として育ててもらっています。
 
 
 
ママがうっかり昼寝をしてしまった休日、何やら二人で作っていました。
(私が子供の頃は私も弟もストレスフルだったんだろうな。ケンカばかりでした…)
 
 
モンテッソーリ教育を知って一番最初に読んだ本。
おすすめです。