出来ないことが多いって、実はそんなに悪いことじゃないのかもしれない。

 

私達はどうしても、
出来ることが多い人を羨ましく思う。

 

歌えて、踊れて、話せて、
絵も描けて、仕事も出来て、
何をやらせても器用にこなしてしまう。

 

そんな人を見ると、

「自分ももっと出来たらな」って思う。

でもさ。

本当に、何でも出来る必要ってあるんだろうか?

出来ないことがあるから、出来ることに全部を使える。

出来ない事が多いと実際生活で困る。

私だってそうだ、苦手なことが多い、出来ない事が多い。

ただ、出来るようにする努力を投げ出すわけじゃない。

人間関係?車の運転?歌を歌うことも、水泳も・・・何より運がない。運ゲーがトコトン弱い。

もうね。生きにくいヨ。

でも、それで全部ダメになるわけじゃないんだ。

出来ることだってあるわけなんだよ。

 

  人が持っている資源には限りがある

時間。

体力。

集中力。

お金。

生活。

人が持っているものには、どうしても限りがある。

 

一日は24時間しかないし、
身体だって無限に動くわけじゃない。

 

だから、何かに時間を使えば、
その分だけ別の何かには使えなくなる。

 

当たり前の話なんだけど、
私達は意外とこれを忘れてしまう。

 

出来ないことを見つけるたびに、

「克服しなきゃ」
「出来るようにならなきゃ」

って・・・

 

でも、それを全部やっていたら、
いったいどれだけ時間が必要なんだろうね。

 

ダ・ヴィンチみたいに、
いろんな分野で何もかも残せるなら、それはそれで凄い。

 

でも、現実はそんなに甘くない。

 

生活するだけでも、
途方もない時間と労力がかかる。

  出来ないことが多いって、実はアドバンテージかもしれない

私は思うんだ。

苦手なこと。

嫌いなこと。

出来ないこと。

それが多いって、
実は資源を投資する先を減らせるってことなんじゃないか?って。

 

出来ない。

嫌い。

苦手。

そこが明確なら、

「じゃあ、どこに時間を使う?」

って考えやすくなる。

 

出来ること。

好きなこと。

やりたいこと。

 

そこへ集中して、時間も体力も労力も使える。

 

それって、かなり大きな強みだと思う。

  出来ないことも、ちゃんと個性だ

出来ることを個性と呼ぶなら、
出来ないことだって個性だと思う。

 

個性って、
メリットだけじゃない。

得意も個性なら、
苦手も個性。

好きも個性なら、
嫌いも個性。

早いも遅いも、
器用も不器用も、
全部その人の一部だ。

 

困ることが多いからって、
個性じゃなくなるわけじゃない。

 

むしろ、

「私はこれが出来ない」

って分かることは、
自分の輪郭が見えることでもある。

 

  出来ないことは、出来る人に任せればいい

全部、自分でやらなくてもいい。

松下幸之助のように、自分に出来ないことは、出来る人に任せる。

 

だから組織が出来る。

営業が出来る人。
経理が出来る人。
開発が出来る人。
管理が出来る人。

一人で全部出来ないからこそ、
役割が生まれる。

 

「出来ないから任せる」

って、負けでも逃げでもない。

それは、限られた資源をどこに使うかっていう話だ。

※松下幸之助は、「経営の神様」と呼ばれた松下電器の創業者。

自分一人で何でもするのではなく、出来る人に仕事を任せ、それぞれの能力を活かす組織づくりを進めた人です。

  現実は、好きなことだけでは生きられない

もちろん、好きなことだけして生きられるほど、
現実は簡単じゃない。

 

私だってそうだ。

 

私は今、苦手で嫌いな工場の仕事で生活を支えている。

 

出来ないし、
好きでもない。

でも、お金になるから働く。

 

生きるために必要だからやる。

 

その時間と労力が大きすぎて、
正直しんどいと思うこともある。

 

でも、それで、
好きなことまで投げ出す理由にはならない。

 

残った時間を、

独立の準備。

ブログ。

身体の管理。

これから必要になるかもしれない人との繋がり。

自分の未来。

 

そこへ使う。

 

出来ないことに全部奪われるんじゃなくて、
残っている資源を、
自分のためにちゃんと選んで使いたい。

 

  何に使うかは、自分で選べる

出来ることに使う。

好きなことに使う。

やりたいことに使う。

生活のために必要なことに使う。

 

全部、自分の選択だ。

 

でも、

出来ないことを、
嫌いなことを、
ただ出来るようにするためだけに、

自分の時間を全部使ってしまうのは、
少しもったいないんじゃないだろうか?

 

私達には、
出来ることしか出来ない。

持てるものは、両手に持てる分だけ。

 

だからこそ、
何を持つのかを選ばないとな。

出来ないことに使っているその時間、本当にそこに使いたいですか?

 シンプルフレーズ

「出来ないことがあるから、出来ることに全部を使える。」

って、私は思うね。それはある意味特権だよ。