私が、恋だ愛だと語ることは本当におこがましいと思うけど・・・
それでも、思うところはある。
語ることろも無いから、ここで書いてしまうけど・・・
些細なコトなんだよ。
一人でいる事しか出来ない私が、1人で居ることの意味を知ったことから、見えた世界があるって言うだけのことなんだ。
恋は下心?愛は真心?
人を好きになると、自分に少し灯がともる。
でも、その灯を自分だけのために使ってしまえば、恋は独りよがりになる。
愛とは、その灯を相手にもそっと渡せることなのかもしれない。
恋は、自分を照らしてくれる
人を好きになると、不思議なくらい自分に関心が戻ってくる。
服装を気にする。
言葉を選ぶ。
立ち居振る舞いを少し意識する。
週末の予定に、少しだけ意味が生まれる。
「あの人に会うなら」
「あの人に見られるなら」
「あの人と話すなら」
そう思うだけで、自分の中に少し覇気が戻る。
だから私は、恋は自分を見つける灯なのだと思う。
ぼんやりしていた自分の輪郭が、少しだけ見えてくる。
どんな自分でいたいのか。
どんな言葉を使いたいのか。
どんなふうに人と向き合いたいのか。
好きな人がいることで、自分を見るようになる。
でも、ここで気をつけないといけない。
その灯を、自分だけを照らすために使ってしまうことだ。
恋は下心でいい。でも、相手を見失ってはいけない
恋には、どうしたって下心がある。
好かれたい。
振り向いてほしい。
見つけてほしい。
選ばれたい。
それは、悪いことではないと思う。
好きな人に良く見られたいから、少し頑張れる。
好きな人に会いたいから、自分を整えようと思える。
好きな人に届きたいから、言葉を探す。
だから、恋は下心でいい。
でも、その下心のまま進んでしまうと、相手を見失う。
自分が好かれること。
自分が満たされること。
自分が救われること。
そこばかり見てしまうと、相手は一人の人間ではなくなってしまう。
自分の寂しさを埋める場所。
自分の不安を受け止める器。
自分の物語を進めるための登場人物。
そんなふうに、相手を使ってしまう。
本人は、好きなつもりなのに。
大切にしているつもりなのに。
気づけば、相手ではなく、
相手に見られている自分ばかりを見ている。
これが、恋の独りよがりなのだと思う。
好きだからこそ、相手の自由を見る
好きになると、期待してしまう。
返事がほしい。
会いたい。
分かってほしい。
自分を特別に見てほしい。
その気持ちは自然だと思う。
でも、好きという気持ちは、相手を縛る理由にはならない。
相手には、相手の生活がある。
相手には、相手の疲れがある。
相手には、相手の価値観がある。
相手には、こちらを選ばない自由もある。
ここを忘れると、好きは重くなる。
好きだから、近づきたい。
でも、好きだからこそ、踏み込みすぎない。
好きだから、知りたい。
でも、好きだからこそ、相手の沈黙も尊重する。
好きだから、会いたい。
でも、好きだからこそ、相手の都合も見る。
この距離感は、本当に難しい。
でも、ここを見失うと、恋は自分勝手になる。
相手を大切にしたいなら、
自分の気持ちだけではなく、相手の自由も見なければいけない。
綺麗ごとかもしれないけれどね・・・
愛は、灯を渡せること
私には、しっくりくる言葉がある。
恋は、自分を見つける灯。
愛は、その灯を相手にも渡せること。
恋は、自分を照らしてくれる。
好きな人がいるから、自分を整える。
好きな人がいるから、少し良くありたいと思える。
好きな人がいるから、自分の言葉や態度を見つめ直す。
それは、とても大切な灯だ。
でも、その灯を自分だけで抱えているうちは、まだ恋なのだと思う。
愛に近づくには、その灯を相手にも渡せるかどうか。
相手もまた、自分自身を見つけられるように。
相手もまた、自分を大切に出来るように。
相手もまた、その人自身でいられるように。
そう願えること。
それは、相手を変えようとすることではない。
相手を自分好みに照らすことでもない。
相手の暗闇を勝手に暴くことでもない。
ただ、そっと渡すこと。
「あなたも、あなた自身を見つけていいんだよ」
そう思えること。
それが、愛なのかもしれない。
好きな人を、自分の救済にしない
好きな人を求めることは、悪いことではない。
寂しいから。
不安だから。
支えが欲しいから。
弱音を吐ける場所が欲しいから。
自分を見つけたいから。
そうやって誰かを求めるのは、とても人間らしいことだと思う。
でも、好きな人に自分の救済を全部背負わせてはいけない。
好きな人は、自分を救うためだけに存在しているわけではない。
自分の寂しさを埋めるためだけにいるわけではない。
自分の人生に意味を与えるためだけにいるわけでもない。
その人には、その人の人生がある。
ここを忘れないこと。
好きな人を求めていい。
でも、好きな人を「自分を救う人」にしない。
好きな人を、
自分も相手も知っていく入口
にする。
そこからなら、恋は少しずつ愛に近づいていけるのだと思う。
独りよがりにならないために
恋は、最初から綺麗なものではない。
期待する。
求めすぎる。
不安になる。
相手の反応に振り回される。
自分の寂しさを、相手に背負わせたくなる。
そんなこともある。
でも、大切なのは、完璧にすることではない。
気づいた時に、相手の方へ視線を戻すこと。
今、自分だけを照らそうとしていないか。
相手の灯を消そうとしていないか。
相手の自由を見失っていないか。
そう問い直せること。
それが、独りよがりにならないための灯なのだと思う。
恋は、自分を見つけるために誰かを求めること。
愛は、その誰かもまた、自分を見つけられるように願うこと。
そう考えたら、人を好きになることは、やっぱり素敵なことだと思う。
シンプルフレーズ
恋は、自分を見つける灯。
愛は、その灯を相手にも渡せること。
自分を見つけるために、誰かを求める。
そして、その誰かもまた、自分を見つけられるように願う。
それを、愛って呼べたら素敵じゃないか。




