アインシュタイン先生は子供に相対性理論を説明する時・・・
「楽しい時間は短く感じるでしょ?楽しくない時間は長く感じる。これが相対性だよ」って説明したそうだ。
本当に、不思議なモノで・・・
バスの移動の6時間も苦にならない。
車の運転も6時間近くしたのに、気にならない。
バスの待ち時間、電車の待ち時間も楽しい時間のひと時で、
行列に並ぶ時間なんてご褒美にさえ感じられる。
それがどうだ?
同じ時間の経過でも、たった2時間がつらく苦しい時間になる時がある。
そう・・・それが目の前に迫ってくる。
そんな旅の終わりの物語。
“帰れる場所”がある幸せを知った北海道最終日
北海道旅行5日目。
この日は、帰宅する予定の日だった。
そう、“予定”ではね(笑)😆
最後に立ち寄った神社が、一番心に残った
空港へ向かう前🛫
「せっかくだし、もう一社くらい寄って行こうかな~」
そんな軽い気持ちで向かった神社。
烈々布神社。
・・・まず読めない(笑)
“れつれつふ神社”。
北海道らしい地名だなぁなんて思いながら向かったんだけど、正直、今回の北海道旅行で一番好きだった場所かもしれない。
空気が違った。寒いだけなのかもしれない(笑)
派手じゃない。
観光地感も強くない。
でも、静かで柔らかい。
神社って、広さでも豪華さでもないんだなって思う。
“空気”なんだよね。
この感じが伝わらないんだろうと思う。よく聞かれるんだ。「神社で何するの?」ってさ・・・
何もしないんだよ。ただ行くだけ。参拝もするし、御朱印も貰う。
でも、ただそこに行く。そこに居るっていう感覚が、私は好きなんだ。
その場所が持っている時間の流れ。
人の気配。
手入れされている感じ。
ここは「大切にされている場所なんだな」って伝わってくる空間だった。
手描きの御朱印に感じる“人”
そして御朱印。
今回の北海道旅行で、2社目の手描き。
もうね、これが本当に嬉しかった。
最近は書置きも多い。
もちろん分かる。
忙しい。
人が多い。
効率も必要。
でも、私はやっぱり手描きが好きなんだ。
筆の流れ。
文字の癖。
少しの滲み。
墨の濃淡。
そこには“人”が居る。
正直、たまにある。
「めちゃくちゃ忙しいんだろうな・・・」って伝わる御朱印(笑)
乱れている時もある。
雑に見える時もある。
「えぇ~・・・」って思うこともある(笑)
でも、それでも私は嬉しい。
だって、“書いてくれた”んだから。
御朱印帳を開いて、目の前で書いてくれる。
その時間。
筆を走らせる音。
「どちらから来られたんですか?」なんて、ほんの少しの会話。
私はあの時間が好きなんだ。
映えじゃない。
“参拝した”っていう実感。
そこに行った証拠。
人と場所との繋がり。
それを受け取っている感じがする。
だから、私は書置きより手描きに惹かれるんだろう。
北海道最後のワガママ
そして空港へ向かう・・・今回は丘珠空港。
ここからプロペラ機に乗れる。
・・・そんなの乗りたいに決まってる!(笑)
即決だった。
旅の最後にプロペラ機。
ちょっと特別感あるじゃないですか?
違う?そんなことないでしょ?乗りたいでしょ?私だけ?いいんだ。それが私だから(笑)
搭乗まで時間もある。
お土産を見たり、ぼーっとしたり、ご飯を食べたり。
「あぁ・・・北海道終わるなぁ」
そんなことを考えていた。
少し寂しい。
でも、満足感もある。
帰りたくないけど、帰る。
旅の最後って、いつもそんな感じだ。
“欠航”という名の現実
アナウンス。「遅延のご連絡~」
待つ。「そういうこともあるんだな~」
アナウンス。「遅延のご連絡~またご案内いたします~」
待つ。「別に急いでいるわけじゃないし、いいですよ~」
そして――
「本日の便は欠航となりました」
・・・。
🤪え?
いや、待って(笑)
流石私。
本当に流石過ぎる。
ここまで来ると、逆に才能かもしれない。
でも、現実問題としては笑えない。
周囲の空気が一気に変わる。
みんな一斉にスマホ。
電話。
ホテル検索。
飛行機検索。
空港が突然、“帰宅サバイバル会場”になる。
人は、追い込まれると本性が出る
私も当然、大慌て。
まず宿・・・?いや、他の便?それとも、え?どうするのこれ?
必死に調べる・・・最初に予約したサイトを見て、他の便を探して、ないことを確認して、千歳空港を見て・・・
結局、天候の影響だから当日の便は無理そう・・・
宿に移動手段を探して、翌日の飛行機の予約を探して・・・💦
急がないと、どんどん選択肢が消える。
これが怖い。
「あとで考えよう」が許されない。
判断を迫られる。
しかもGW。
値段がエグい。
ホテル高い。
飛行機高い。
交通費高い。
追加予算、3万円超え。
泣ける(笑)(ノД`)・゜・。
本当に泣ける。
でも、帰らないわけにはいかない。
北海道でお金尽きたら、それはもう旅行じゃなく遭難である。
“帰れる”って、実は当たり前じゃない
なんとか千歳でホテルを確保。
翌日の便も取れた。
その瞬間、ようやく息を吐けた。
「あぁ・・・帰れる」
その時に、ふと思った。
人って、“帰れる”から帰りたくなくなるんだなって。
旅の最後って、誰でも少し思うだろう。
「帰りたくないなぁ」って。
でも、それって帰れる場所があるから言えるんだ。
戻る場所。
日常。
安心。
もし、本当に帰れなかったら?
急に怖くなる。
不安になる。
だから今回、欠航で一番感じたのは、“安心”の存在だった。
非日常は、日常の上に成り立っている
北海道で感じた自然。
空気。
寒さ。
海。
神社。
自由。
全部楽しかった。
でも、それを“楽しい”と感じられるのは、帰れる場所があるからなんだ。
日常がある。
安心がある。
だから非日常に憧れられる。
もし戻る場所が無かったら?
それはもう、旅じゃなく漂流だ。
「家に帰るまでが遠足です。
帰りたくないって思うのは、大人の事情なんだろうね。
帰れるからこそ、帰りたくないって思うんだ。
無いものねだりでしかない。
日常に戻ることより、戻れないことの方が不安になる。
帰れるっていう安心があるから、帰りたくないって思える。
それは、安心があるっていう証拠だ。
大切にすると良い。」
帰りたくないの正体
結局、人は無いものねだりなんだろう。
仕事している時は休みたい。
休みが続くと不安になる。
旅に出れば帰りたくない。
帰れなくなると帰りたくなる。
でも、それって悪いことじゃない。
それだけ、“安心”を持っているってことだから。
なんやかんやとありましたが
無事、北海道から返ってくることも出来ました。
波乱が日常の私にとっては、これくらいのことはよくある事なんですが、
それでも直面すると右往左往で狼狽えますね(笑)
バスの乗り間違い、飛行機の結構、予想より見るトコロの無い札幌、食べ歩きに行こうとしたのに行く前にお腹いっぱい(笑)
地下に入ればmapは圏外になり、車に乗れば雪が降る。
寒さは予想をはるかに超えて、装備の不十分さを痛感し
調べたご飯屋さんは長蛇の列で並べたり、並べなかったり
行く先々で教えて貰ったお店を巡り、宿に戻れば煌びやかな夜の町へ
思い出いっぱいの最高の時間をありがとうございました!
たぶん、また行きますよ!函館行けなかったしね(笑)




