将来の不安に強い人って、たぶんいるんだと思う。
老後のために貯金して、健康のために節制して、未来のために今を積み重ねていける人。
でも、私はどうにもそっち側の人間じゃない。

未来を考える前に、今の感情を吐き出した方がいい

 

  将来のために動けと言われても、だいたい今で手一杯だ

将来のために投資をしましょう。
将来のために身体を大事にしましょう。
将来のために今を我慢しましょう。

 

そんな話は、もう耳にタコができるほど聞いてきた。

 

でもね、そういう“正しい話”って、今を何とか生きている人間には、時々ちょっと遠すぎるんだよ。

将来のために投資?
大概失敗する。

病気や怪我に備えましょう?
いや、もうNOW進行形で病気ですよ。金欠病。治りますか?って話だ。

 

笑い話みたいに言っているけれど、これ、けっこう切実だ。
今を乗り越えるので精一杯の時に、「5年後の安心のために」なんて言われても、正直そこまで視界が届かない。

未来を見ろと言われても、今がしんどすぎたら、そんなの見えるわけがない。

 

  今を生きることと、未来を考えることは別の才能かもしれない

もちろん、未来を考えることは大事なんだと思う。
備えることも、計画することも、たぶん間違いじゃない。

 

でも、それが出来ないからダメだ、とは思わない。

だって現実には、今をやり過ごすだけで精一杯な日がある。
不安を整理する余裕もなく、感情を押し込めながら、とりあえず今日を終わらせることしか出来ない日がある。

 

そういう時に、「もっと先を見ないと」なんて言葉は、励ましというより追い打ちになることがある。

先を見る余裕がある人は、それでいい。
 

でも、今に飲まれている人間には、まず今をどう扱うかの方が大事だ。

私はずっと、そこに葛藤している。

今を楽しめと言われても不安になる。
未来のために我慢しろと言われても息が詰まる。
結局、どう使うのが正解なのかなんて、いつまで経っても分からない。

 

そして、結果がどうなるかなんて――
それこそ、知ったこっちゃないよ(笑)

 

開き直りに見えるかもしれない。
でも、ある意味ではこれも正直な本音なんだと思う。

  今の感情は、今しか吐き出せない

・・・ただね。私は思うんだ。

 

未来がどうなるか分からないとしても、今の感情だけは今しか出せない。

 

苦しい。
しんどい。
不安。
腹が立つ。
泣きたい。
もう嫌だ。

そういう感情って、後回しにすると腐るんだよね。

明日落ち着いてから考えよう。
時間がある時に整理しよう。
そのうち言葉にしよう。

そうやって先送りにした感情は、消えるんじゃない。
溜まって、濁って、別の形で自分を苦しめる。

 

だから私は、明日にしないで今吐き出すことを大事にしたい。

立派な言葉じゃなくていい。
綺麗な文章じゃなくていい。
愚痴でも、弱音でも、みっともなくてもいい。

今の感情は、今の自分にしか出せない。


そして、それを今ちゃんと外に出してやることは、思っているより大事なことなんだと思う。

 

  吐き出したところで、人生はすぐ変わらない。でも明日は少し変わるかもしれない

正直に言えば、吐き出したからって人生が劇的に好転するわけじゃない。
金欠が治るわけでもない。
不安がゼロになるわけでもない。
問題が一瞬で解決するほど、世界は甘くない。

 

でも、吐き出さなかった時よりは、少しだけ呼吸がしやすくなることがある。

 

少しだけ、自分の中の圧が抜けることがある。
少しだけ、「まだ今日を終われるかもしれない」と思えることがある。

 

その少しを、私は軽く見たくない。

どうせ変わらない。


そう思って飲み込んだ言葉が、自分をじわじわ削っていくこともあるから。

だから、明日にしない。
今の気持ちは、今のうちに出しておく。

未来のために立派な行動が出来なくても、
今日の自分を少しでも潰さないための行為なら、今すぐ出来るかもしれない。

 

それだけで、明日が変わるかもしれない🤭
ほんの少しでもね。

 シンプルフレーズ

未来が見えない日には、未来を語らなくていい。
せめて今の感情だけは、今のうちに吐き出していこう。
それだけで、明日が少しだけ変わるかもしれない。