人から「好かれる人」と、なぜか強く心に残る「惹かれる人」は、少し違う。
優しい人が必ず惹かれるわけじゃないし、静かな人が印象に残らないわけでもない。
人間関係って、この違いを知るだけで、少し見え方が変わるのかもしれない。
なぜあの人は好かれて、あの人には惹かれるのか
話しやすい人は、なぜ人から好かれるのか
人から好かれやすい人って、たぶん聞き上手なんだと思う。
自分の話ばかりしない。
途中で相手の話を奪わない。
否定から入らない。
笑って頷いてくれる。
ちゃんと沈黙を待てる。
人はみんな、語りたい。
知ってほしいし、分かってほしいし、見てほしい。
承認欲求とか顕示欲とか、難しい言葉にしなくても、結局は「自分のことをちゃんと扱ってほしい」だけなんだと思う。
だから、その気持ちを満たしてくれる相手には、自然と心を開きやすい。
好かれる人は、相手を気持ちよく話させるのが上手いんだろう。
聞き上手には、ちゃんと“型”がある「聞き上手のスキル」
聞き上手って、才能だけじゃない。
ちゃんと技術がある。
1.質問する。
2.否定しない。
3.オウム返しをする。
4.笑って頷く。
そして、相手を気持ちよくさせる言葉を知っている。
5.会話の「さしすせそ」。
さ:流石だね
し:知らなかった
す:凄いね
せ:センスいいね
そ:そうなんだ
この一言って、思っている以上に強い。
相手は「ちゃんと受け止めてもらえた」と感じるからだ。
たった一言で、人は救われる。
たった一言で、もっと話したくなる。
聞き上手な人は、「この人と話すと気分がいい」と思わせる力を持っている。
だから、人から好かれる。
でも、惹かれる人は“心地よさ”だけじゃない
ここが面白いところだと思う。
好かれる人は、会話の中で安心をくれる。
でも、惹かれる人は、それだけじゃない。
惹かれる人って、背中で語る人なんだと思う。(個人的な意見です。)
何かを成してきた人。
何かを失ってきた人。
何かを背負って、それでも立っている人。
多くを語らなくても、過去や経験が雰囲気になって滲んでいる人。
それは、見た目の良さだけじゃない。
肩書きや実績だけでもない。
もっと曖昧で、でも確かに伝わるものだ。
「あ、この人は、自分の美学で生きてきたんだな」
そう感じる瞬間がある。
惹かれる人は、話が上手い人というより、生き方が雰囲気になって出ている人なんだと思う。
“好かれる”と“惹かれる”は、似ているようで違う
人間関係って、この二つを混同しやすい。
話しやすい人は、好かれる。
でも、忘れられない人は、惹かれる人だ。
好かれる人は、安心をくれる。
惹かれる人は、印象を残す。
好かれる人は、一緒にいて疲れにくい。
惹かれる人は、なぜか気になってしまう。
もちろん、両方を持っている人もいる。
聞き上手で、なおかつ背中で語れる人。
そんな人は、ずるいくらい魅力的だと思う。
でも、多くの場合は少し違う。
広く好かれる人は、相手に気持ちよく喋らせるのが上手い。
深く惹きつける人は、自分の生き方に嘘が少ない。
だから人間関係は、少し面白い
好かれたいなら、聞く力は大事なんだと思う。
「さしすせそ」も、頷きも、沈黙も、ちゃんと人間関係を支える技術になる。
でも、惹かれたいなら、それだけじゃ足りない。
背中で語れるものが必要になる。
何を成したか。
何を失ったか。
何を守って生きているのか。
その人の過去や美学が、言葉より先に滲み出るからだ。
だから私は思う。
好かれる人は聞き上手。
惹かれる人は、背中で語る。
どちらが上かじゃない。
ただ、人が人に向ける感情には、少し違う種類がある。
その違いを知っているだけで、人間関係は少し面白くなるのかもしれない。
シンプルフレーズ
話を聞いてくれる人に心は開く。
でも、心を持っていかれるのは、生き方が滲んでいる人だったりする。


