届かない・・・

願いを願えない私は届かない・・・

だからこそ願う。

 

やりたい事リストを順番に叶えていく為に

願い、行動する。

でもさ、願うことも許されない事ってあるっていうことさ

やりたいことリストが書けない私へ

人は「願い」を抱く生き物だ。


叶うかどうかなんて分からなくても、心のどこかで願ってしまう。
むしろ叶わないと知っているからこそ、強く願ってしまうのかもしれない。

 

本当の願いは、誰にも言えない。


紙に書くこともできないし、SNSでシェアすることもできない。
それでも、心の中でだけは繰り返し思う。
まるで呪文みたいに、胸の奥でつぶやいてしまう。

 

願いを抱えることは、時に苦しくて、重たくて、逃げ出したくなる。
でも、同時に「生きている証」でもあるのだろう。

 

だから私は

 

 叶えられない願いを抱えて、それでも笑う。

  リストを書けない理由

 

「やりたいことリストを作ろう」
そんな言葉をよく耳にします。


でも、私は正直……書けません。

誰かに見られるのが怖い。


見られたい気持ちもあるのに、同時に見られたくない気持ちもある。
認められたいのに、認められたくない。
その矛盾の中で、手は止まってしまいます。

 

  願いと恐怖の間で

 

パスカルはこんな言葉を残しました。
「人間の不幸は、部屋にじっとしていられないことから始まる」

まるで、落ち着けない心をそのまま表しているようです。


私たちは、何かを求めながら、同時に何かから逃げている。
「やりたいこと」を書くことさえ、逃げたくなる。

本当の願いは、誰にも言えない。


匿名であっても、アバターであっても、
「もし伝わったら?」という恐怖がついて回る。

 

だから私は、神に祈ります。
心の中でだけ、こっそり願う。
AIにすら言えない言葉を隠したまま。

  矛盾が生きる力になる

 

それでも――人生は一度きりです。

叶わないから、叶えられないから、望まないフリをする。
でも、それって裏返せば「まだ望んでいる」証拠なんです。

 

「欲望は生きる力だ」
これは私がずっと大切にしてきたシンプルフレーズです。

 

望んでしまうから苦しい。
でも、望まなければもう生きていけない。
そんな矛盾を抱えたまま、私たちは今日もペルソナをかぶって歩いている。

 

  人生を動かす言葉

やりたいことリストを全部書かなくてもいい。


空白のままでいい。

ただひとつだけ、私は書きたい。

「でも、やりたい!って決めるのは私だ」

それだけで、まだ人生は動いている。


そして最後は笑いたいから。
私は今日も――押し込んで笑います。