見方を変える方法

見方を変えるのは難しいことかもしれない。

今の自分の現実は、自分にとってはそれが全てて、自分が感じていることが事実。

 

他の誰に何を言われても、自分が感じている感情や感想が

自分にとっては正しくて、他の誰かの感想や価値観は自分には理解できない。

 

人は見たいモノを見てしまうから

自分が望んだ形で物事を捉えてしまう。

それは、今までの生きて来た時間が原因になっているし、これからの自分が目指している目的がそうさせている。

 

でも、原因と目的は常に別の意味や理由を持っている。

 

見方を変える方法の一つとして両方を知って、自分にとって有意義な選択が出来るようになると

きっと柔軟に世界を楽しめるようになるんじゃないかな?

 

 

目的と原因は同じ事柄に対して別の見方をする。

 

  完璧主義をテーマに目的と原因から掘り下げ

 

完璧主義は私達に植え付けられている、「間違ってはダメ」の一つ。

自分を縛る鎖であるだろうし、周囲に求める理想にもなってしまう。

自分が望んだ結果が得られれば素敵なコトだろうけれど、いつも望んだ結果が得られるとは限らない。

 

手放すと楽になれるかもしれないけれど、手放すことにもメリットデメリットがある。

🎭 テーマ:「完璧主義って悪いこと?手放すべき?」


🟦【原因論】:

完璧主義ってさ、たいてい育ってきた環境が原因だよね。
たとえば、親や先生が「100点以外はダメ」みたいな教育してたら、「ミス=価値がない」って思い込むのも無理ないよ。


🟥【目的論】:

そうかもね。でも今の自分が完璧を目指してしまうのは、「失敗して評価を落としたくない」とか、「誰よりも優れていたい」っていう目的があるからじゃない?
つまり、完璧主義は“評価されたい”とか“安心したい”ための戦略なんだよ。


🟦【原因論】:

たしかに。でもそれって、自分で選んでるようで、実は“選ばされてきた”反応じゃない?
「ダメな自分は見せちゃダメ」って思い込んだ背景があるから、無意識に完璧を目指してしまうんだよ。


🟥【目的論】:

うん、でもその「完璧でなければダメ」って考え、今の自分にとって本当に役立ってる?
本当は「安心したい」「認められたい」っていう目的のために完璧を追ってるけど、逆にしんどくなってない?


🟦【原因論】:

なるほど。でもその“しんどさ”にも気づくには、やっぱり「なぜこうなったのか?」を振り返ることが大事だよ。
いきなり手放そうとしても、根っこを理解しなきゃまた同じパターンに戻っちゃう。


🟥【目的論】:

うん、だから原因を理解して、目的を選びなおすっていうのが一番いいね。
完璧じゃなくても「心が楽になる道」を選べたら、それってちゃんと目的を果たしてることになると思うよ。


🟦🟥【2人で】:

「完璧じゃないとダメ」なんて誰が決めた?
“ちゃんと生きたい”気持ちがあるだけで、もう十分がんばってるよ。



✅ 完璧主義のメリット・デメリット

✅ メリット:

  • クオリティが高くなる

  • 信頼されやすい

  • 努力家として評価される

  • 細部まで気がつける

❌ デメリット:

  • 自分に厳しすぎて疲れる

  • スタートできない(完璧じゃなきゃ始められない)

  • 他人にも厳しくなりがち

  • 「達成しても満足できない」ループに陥る


🌱 完璧主義を手放すと得られること

  • ミスを許せるようになる → 成長が早くなる

  • “まあいいか”が言える → 心の余白が生まれる

  • 人と比べなくなる → 自分のペースを大切にできる

  • 挑戦しやすくなる → 行動力が上がる

  • 失敗もネタになる → 人間関係も柔らかくなる


🎯完璧主義は、「安心したい」「認められたい」という気持ちの“クセ”でしかない。
その目的が叶う別の手段が見つかれば、手放すのは怖くない。


 

  人に頼れない」をテーマに目的と原因から掘り下げ

 

人に頼りたくない気持ちがあるのに、誰かに助けて欲しいって言う思いもある。

自分で全部抱えて苦しんでいる時は本当に辛いけど、解決する糸口も見つからない。

頼る頼らない以前に、実際に誰かが助けてくれるなんてことは滅多にない。

 

気軽に頼れて、助けを求められる人が居たら素敵なコトだけど、そんな出会いに恵まれることは少ない。

だから、最初から頼ることを放棄してしまうこともあるだろう。

 

でも、気軽に誰かに頼ることが出来たら・・・

もしかしたら生きやすい現実って言うのを見付けられるのかもしれないね。

 


🎭 テーマ:「どうして人に頼れないのか?」


🟦【原因論】:

「“人に頼れない”のは、これまでの経験が原因なんだよ。
過去に“頼ったら裏切られた”とか、“迷惑そうな顔をされた”とか、
そういう記憶が積み重なって、『頼るのは怖い』って思うようになったんだ。」


🟥【目的論】:

「わかる。でも、“頼らない”っていう行動を選んでる時点で、そこには目的があるんだよ。
例えば、“失望されたくない”とか、“自分でやってる方が安全”とか。
つまり、頼らないことで何かを守ってるんだよね。」


🟦【原因論】:

「とはいえ、その“守る”っていう選択だって、過去の体験が引き金なんだよ。
『人に頼ったら嫌われた』『弱いって思われた』って、
そういう“傷”が無意識に今の行動を決めてる。」


🟥【目的論】:

「でもね、その“傷”をかばうために“自立してるふり”をしてたり、
『頼らない私』を演じることで“価値を感じたい”っていう意図もあると思うんだよ。
“頼れない”じゃなくて、“頼らないことで得られる何か”を選んでる可能性ない?」


🟦【原因論】:

「確かに。でもそれって結局、“そうしないと安心できなかった過去”があるからじゃない?
『頼ったら自分がダメになる』って思わされてきたから、今も“頼れない”って反応が出るんだよ。」


🟥【目的論】:

「じゃあ逆に聞くけど、今のその“頼れない”って行動、本当に役に立ってる?
本当は“助けてほしい”って思ってるのに、“頼らない”を選んでることで、
かえって孤独になってない?」


🟦【原因論】:

「うっ…たしかに。それでも、過去の自分は“それで生き延びてきた”んだよ。
だから責めたくない。原因をちゃんと理解して、癒す時間も必要なんだ。」


🟥【目的論】:

「もちろん。だからこそ、“なんで頼れないのか”を自分で理解して、
“じゃあ今はどうしたい?”って未来を選び直せたら、一歩踏み出せるよね。」


🟦🟥【2人で】:

「人に頼れないのは、甘えじゃない。
過去の傷を守るために選んだ、大事な生き方だった。
でも今、自分の目的が変わったなら、
違う行動を“選び直す”ことだって、できる。」


🧠 まとめ:

  • 原因論 →「なぜ頼れなくなったか?」を理解する力

  • 目的論 →「今なぜ頼らない選択をしているか?」を問い直す力

  • 頼れないあなたは、悪くない。でも、もう頼ってもいいかもしれない。