忘れたい記憶
後悔って言う無くしたい過去
沢山ある
それを過ちって言いたくは無いけれど、それでも自分が間違っていたんだって思う。
その時は、感情のままに動いていたんだろうし
先のコトも考えていなかった。
相手に自分の想いを伝えることも出来ていなかったし
自分がなぜそんなことをしたのかも、今となっては分からない。
ただただ・・・
もっと違う方法や、出来ることがあったはずなのに。
自分のコトを許せない
今までの自分の行動が全部間違っていなかった、正しい選択だけをしてきた!
なんて言える人が、言ったいどれだけいるのか?
どんな成功者や偉人や聖人でも、間違いをすることはあるだろう
でも、それが間違っているって思うのは、後からのコト
どんなことでも、経験しないと分からない。
経験して、後から間違っていたって分かるだけで、渦中に居る時には是非も分からなければ、間違いだなんて思うこともない。
ブッタだって、苦行を辞めて「中道」を選択するくらいに、やってみないと分からない。
だから私達は、沢山の経験をして、失敗をして、後悔をして・・・
言い訳をしているけど、許せないモノは許せない。
思い出に出来ないのは、今も苦しんでいるから
人は、過去を思い出にしていくことが出来る!
なんて簡単に言うけれど、思い出って言うのは乗り越えて苦しまなくなった時に感じられるだけの
綺麗な言葉
現実はそんなに甘くない
いつまでもその瞬間を思い出すし
思い出すから、記憶は鮮明に残る
だから、さらに自分で自分を責める理由になるし
苦しむ理由になる。
それが後悔。
もう会えない子供たちに言った言葉・・・
出来なかった対応
必要ないやり取り
家族だったはずなのに・・・
大切だったはずなのに・・・
見捨てるような選択をした生き方
どこに思い出にする要素があるのか?
乗り越えるのは自分だけの問題?
一人の問題なら、忘れるのは簡単だろうけど・・・
私達は1人で生きている訳じゃない
当たり前のように、周囲に居る人がいて、近い距離の人がいて
大切なことに気が付けなかった存在があった。
それを傷つけた過去は消えない。
だから記憶が蘇る。
「自分が悪かった」
自分自身を許せるはずがない。
選択肢は残ってない。過去を繰り返さない事だけ
過去かんて変える方法はない。
どれだけ何を思ったとしても、私達にはどうすることも出来ない。
何度も何度も同じことを繰り返し思うだけ。
だから出来ることなんて限られている。
過去の経験を繰り返さないようにすることだけ。
あらゆる状況のあらゆる場面で、自分の過去を思い出して
それと違う選択を・・・対応を・・・言葉を選んでみる事しか出来ない。
楽しい時や、勢いに任せてしまっている時
なかなか過去を思い出すことは出来ない。
何もない時に思い出すだけだった思い出たち
寝る前に思い出して苦しくなって
何もない瞬間に思い出して嫌になって
過去と今を同じ場面に感じてしまって悲しくなる
その繰り返しだった過去の辛さを
何度も思い出して、いつでも思い出せるようにして
自分が同じ選択をしないように
どんな状況で自分が過去の許せない行動をしたのか?
何があって、そんな言葉を言ってしまったのか?
後悔する理由になる場所を探して
これからの人生の分岐点に出来るように
同じ後悔をしなくて済むように
自分を許さず、これからの自分が同じことを繰り返さないようにするだけ
過ぎたことを乗り越えることなんて簡単じゃない
その時々によっては、最良の選択だと思っていた時もあったかもしれない
間違ってないと今でも思いたい時もあるだろう
それも、今・・・
自分を許せないのは・・・
間違っていたと、どこかで感じているから
別の選択肢があった可能性を感じているから
違った現実に進みたかったと思っているから
だから、この先の人生では別の選択肢を選べるようにするしかない。
それが自分を許さない選択をすることの唯一の活かし方だろう
今が、残りの人生で一番若いんだから
残りの人生を変えられるのは、今の私しかいない
だとしたら、過去を活かすのも私の生きる道の一つだろうさ



