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『アドラー心理学で有名なアルフレッド・アドラーの言葉』をご紹介していきます。
人間関係が私達の問題のほとんど
「すべての問題は対人関係の問題である」というアドラーの言葉は、彼の心理学理論の中心的な考え方の一つです。これは、私たちが抱える多くの問題が、他者との関係性に起因しているということを示しています。
この考え方を詳しく説明します。
1. 対人関係が心理的な問題の根源
アドラーは、人間の悩みや苦しみの多くが対人関係によるものであると考えていました。
例えば、職場のストレスや家庭内での葛藤、自分の価値感と他人の期待とのズレなど、私たちが感じる多くの問題は、他人との関わり方やその中での自分の位置づけに関係しています。
彼は、私たちが孤立しているのではなく、社会的な存在として生きていることを前提に、すべての心理的問題を「対人関係」と結びつけました。
2. 劣等感と対人関係
アドラーは、人が感じる「劣等感」もまた、他者との比較や他者の期待に応えられないという意識から生まれると主張しています。
劣等感は自己成長の原動力になることもありますが、過剰な劣等感は自己否定につながり、人間関係に悪影響を及ぼすことがあります。
たとえば、他者からの評価を気にしすぎて、自己表現を抑えたり、逆に過剰に自己を主張したりすることがあります。
3. 他者からの評価と自分自身の価値
アドラーの考えでは、人は他者からの評価に依存することなく、自分自身の価値を認識することが重要です。
しかし、多くの人は他者からどう見られるか、どう評価されるかに敏感になり、その評価が自分の幸福感や自己肯定感に大きな影響を与えています。
これが、対人関係の問題として現れる一因です。
4. 自分の課題と他人の課題を分ける
アドラーは、対人関係の問題を解決する方法として「課題の分離」という概念を提唱しています。
これは、他人の反応や行動は自分の課題ではなく、他人の課題であると認識し、自分の行動や考えに集中するという考え方です。
他人の評価や行動に過度に依存せず、自分ができることに焦点を当てることで、対人関係の悩みを軽減できるとされています。
5. 社会的な所属感の重要性
アドラーはまた、人間が「社会的な存在」であり、他者とのつながりを求める生き物であることを強調しました。
人間関係の中で自分の居場所を感じ、他者に貢献できるという感覚が、私たちの幸福感や生きる意味を強めるとしています。
これに対して、孤立感や疎外感が強まると、心理的な問題が生じやすくなると考えました。
まとめ
「すべての問題は対人関係の問題である」というアドラーの言葉は、私たちが抱える多くの問題が他者との関わりから生じていることを指摘しています。
そして、その問題に対処するためには、他人の期待や評価に囚われすぎず、自分の価値観や行動に基づいて生きることが重要であると説いています。
また、対人関係の中で自己成長を促し、社会に貢献する感覚が幸福をもたらすとしています。
私見での対人問題
対人でのアレコレが、私達の悩みで問題で、生きていくときの障害のほとんどだろう。
もちろん他にもお金や健康や仕事・・・他人じゃなく自分のコトや自分の内面での問題もある。
でも、
私達が常に悩むときの原因になるのは、人との関係。
私達は常に人の評価や感想によって、自分自身の価値を決めているし、決められている。
だから、対人問題はそのまま私達の価値であり、生きていくために必要なモノになる。
逆に、人間関係が私達の問題なのは、それだけ私達にとって重要で大切だから。
私達は幸せを感じる瞬間も人間関係に依存してしまっている。
他人の為の行動が自分の幸せになるとは言わないけれど、
自分の為に生きていくのは、他人の幸せに繋がっている可能性があるんじゃないだろうか?
人間関係が問題だと感じるのは、幸せを他人に求めてしまっているから・・・
私達自身の幸せも問題も解決も他人によって起こされる。
それが、対人問題が起こる理由だろう。
そこから抜け出すことは難しい。でも、他人に依存するその価値観を自分自身の中に見つけることが出来れば、変わっていくんじゃないだろうか?
自分の中には、本音とタテマエがあるように、他人に依存しようとする自分以外にも、本当の自分の想いがあるんじゃないか?
その自分の中の違う存在との関係から、自分の価値を見出すことが出来て、そこから自分だけの幸せのカタチを探すことが出来れば、対人問題も違った形になっていくんだろうと感じます。


