『なにを謝る? それは、

おまえがやろうとした結果だ。それは、謝ることじゃない。』

昔々・・・シンプルフレーズが仕事で失敗したときに、上司・先輩に報告と謝りに言った時に言われた言葉。

 

そのミスは・・・

店舗装飾の仕事で、装飾品を取り付けるときにダメにしてしまったこと。

その結果新しいものを用意して、再度取り付け・納品に行くことになってしまった。

納期には間に合ったが、手間はかかってしまった。

 

練習中の仕事ではあったし、一人前で出来るようにはなっていなかった。

人から言わせてみれば、失敗するのは当たり前だろうし、仕方のないことなのかもしれない。

でも、だとしても・・・悔しかった。

 

その時は、出来るようになりたかったし、挑戦したい気持ちがあったし、手伝いたかった・・・。

 

いや、出来る気がした。

 

自分の過信での失敗。単純に練習不足で、調子に乗って油断していた。

そんな失敗だったと、ミスだったと、今でも痛感している。

 

上司・先輩のその時の

真意は、今となっては分からない。

 

でも、その言葉を聞いて、言葉を貰ってとても助かった気がする。

そのおかげで、

シンプルフレーズはなんにでも挑戦したり、始めようと思えるようになった。

 

やる前に、出来ないってやらない人。

やろうともしないで、出来ないって決めつけている人。

やらない理由を、他のどこかの、何かに求めている人。

 

それは、決して間違っていないだろうし、悪いことでは無いかもしれない。

 

ただ、シンプルフレーズは・・・

やらない・始めない・人のせいにして動かないコトより・・・

沢山の失敗をしながらも、

先に進もうと、始めようとする人を素敵だと感じる。

 

出来ないことを、無理に出来ないようにしたり、

必死に頑張って、無理して頑張って、同じ場所で足踏みしてしまう。

それが良いのか、悪いのか・・・

私は、無理して頑張ることをおススメはしない。

 

でも・・・

それが分かる時。出来ないことが分かる時。何度も繰り返す時。

それは、、挑戦してみたから、やってみたから、始めて見たから分かる事。

最初の一歩を踏み出したから、それが分かるだけ。

 

でも、私は『なにを謝る?それは、おまえがやろうとした結果だ。それは、謝ることじゃない。』この言葉が心に残っている。

だから、挑戦もしたいし、これからもいろいろ始めてみたいと感じている。

 

私は、この言葉をこう解釈している。

やろうとしない事より、やろうとした行動に意味がある。

やろうとして、行動した結果も大切かもしれないけれど、やろうとしたコトに意味がある。

結果よりも大切なモノが、その最初の気持ちなんだと・・・。

私は感じたから、私は誰かにも同じことを伝えるようになった。

出来る出来ないより、行動することに意味があるって。

そして、

やらない後悔をするより、やって後悔をしたいって。

全ては、トライ&エラーだから。