私は今、ここに居ますか?

 

あなたは、今、どこに居ますか?

 

 

私達は、自分で自分のことを見つけることが出来ない

 

私達は、常に誰かに認められたいと・・・認められていたいと思っている。

それが承認欲求で、誰かに認められて知ってもらうことで、自分がそこに居ることを実感できる。

 

 

 

どれだけ、他人は関係ないと言おうと・・・

自分の気持ちを大切にして生きていこうとしても・・・

他人に左右されず、自分の想いに正直に真っすぐ生きていこうとしても・・・

 

 

結局は、他の誰かに認められていたいし、褒めて貰いたいし、称賛されたいし、

なにより、好かれていたい・・・。

 

それは、私達が私達でいるために・・・

自分が自分でいるためにとても重要なことで、大切なことなんだと感じる。

その、誰かから認められて、褒められて、好かれているとき、私達は安心してその場所で生きていくことが出来るから。

それがどんな場所だったとしても、周囲から認められていて、好かれている環境の方が過ごしやすいだろう。

だから、人は常に人の事を気にしているし、好かれるために、認めて貰えるために必死になって生きている。

 

安心って言う存在を

    ・

安心って言うものを手に入れるために。

 

その安心が何ものにも代えがたく大切で重要なモノだから、私達は他人の物差しで自分のことを測って・・・

『あぁでもない・・・』『こんなんじゃダメだ』『もっとこうなりたい』

人に好かれる方法を探して、迷って、悩んで、苦しんで、自分を見失ってしまう。

でも、それが必要だから・・・

私達は、他者に認められることによって、自分自身の存在を知ることが出来るし、自分のことを見つけることが出来る。

 

 

例えば・・・

あの人が、私のことをこう言ったから・・・私はこんな人間なんだ

みんなが私を見てくれているから、私は輝いているんだ!

多くの人が、私に好感を抱いてくれるから、私は素敵なんだ!

 

 

って、自分のことを認めて、自分で自分を評価して、

 

自分自身に自信を持つことも出来れば・・・自分の自信を失うこともできる。

 

他者の存在があるからこそ、自分のことを知って

自分を良くしていこうと、もっと成長しようと努力をすることが出来るし、自分の何かを改善していくことが出来るようになる。

そして、人はどんどん変化していくだろうし、素敵に成っていくだろう。

だから私達は、自分のことを他者に認めれらるように磨き続けている。そうしないと、自己存在感を感じることが出来ないし、アイデンティティー・自己同一性なんて見つけることが出来ないから。

 

 

自信を持ってあなたは言えますか?

 

 

『今、私はここに居ます』

って、言える人は本当に少ない。

 

 

 

『今、私はここに居て良いですか?』

って、聞く人が本当に多い。そして・・・『良いですよ』の言葉を私達は、全員間違いなく待っている。

その言葉を聞くために、私達は全力で努力して、必死に生きて・・・

苦しくなって、迷って悩んで不安になって・・・心配になりながら・・・

 

日々過ごしている。

 

だから、声を掛けてあげてください。

 

『良いですよ』って・・・

『大丈夫だよ』って・・・

『安心して』って・・・

『あなたのことを認めているよ』って・・・

 

そして

『ここに居て下さい』

『一緒に居て下さい』

『あなたのことが大好きだから』

きっと、その言葉を・・・・

私もあなたも待っているはずだから。