大切な想いを見失わないように・・・
その時々の気持ちを心の刻むことが出来るなら、
きっと、大切な想いを忘れてしまうことはないだろう。
どれだけの情報や話を聞いたとしても、
自分が大切にしたいモノを見失うことが無ければ、なんの問題もないだろう。
日々、変わり続けて、新しくなり続けるこの世界で、
自分の中の変わらないモノ、変えられないものを持つことが出来たなら、
なにかに迷うこともないだろう。
でも、実際には、自分の大切な思いを忘れてしまうし、
心に刻んだ想いすら、徐々に消えて行ってしまうし、
自分の中の変わらないと思っていたモノですら、日々変化して変わっていってしまう。
忘れることが、忘れることが出来るのは、とっても素敵なコトな時もあります。
そして、変わっていくことは、成長していくことで、素敵なコトで必要なことです。
でも、思ってしまう。
大切な想いを忘れて欲しくないと、
自分の想いを忘れないで欲しいと、
あなたが持っていた、あなただけの気持ちを見失わないで欲しいと・・・
それは、エゴなのかな?
私の自分勝手な思いなのかな?
そうかもしれないですね。
私は、いっぱい見失ったから・・・
私が見失ってきたもの・・・
私も沢山沢山・・・自分の想いを見失って・・・
自分の夢や
やりたいと思っていたことや
自分の好きなことや、好きなモノや、
欲しいものや、
自分の想いや・・・
学生の時には、何も考えてなかったのかもしれないけど、単純に旅人になりたいと思ってた。
中学の進路相談で、『旅人』って書いたら、普通に怒られた・・・
高校の進路相談で、『旅人』って書いたら、就職指導という名の説教を頂きました。
そうやって、自分の夢や想いも簡単に誰かが上書きできてしまう。
そこに、正しいとか正解とかあるのかもしれないし、無いのかもしれない。
人にはそれぞれ理由が有って、
その理由の押し付け合いをしながら過ごしていて、
誰かの大切なモノは、誰かの正しいによって上書きされてしまう。
今の、時代もまさにその状況なんだよ、きっと・・・
自分の想いや気持ちも全部、他の誰かの何かによって上書きされてしまう。
自分のやりたいと思ったことも、自分が好きだと思ったことも、
自分が頑張りたいと思ったことも、目指したものも・・・
全部全部、他の誰かの情報や、他の誰かの言葉や正しいって理由や責任で
上書きされて、塗りつぶされて、私達の・自分たちの想いは全部見えなくなってしまう。
そうやって、過ごしてきたし、これかも過ごしていくことになるのかもしれない。
でも、
自分の大切な思いや、自分の大切なモノを、
誰かに踏みにじられてると思ったら、もう少し自分の気持ちを大切に出来るのかもしれないと私は感じるよ。
だって、
みんな気付いてないんだから、
毎日・・・
あなたも・・・
わたしも・・・
誰かの大切な想いを、上書きしていて、踏みにじっているのかもしれないよ?
どういうことか分かるかな?



