あなたは、人の何を心配していますか?

 

あなたも誰か人の事、自分以外の誰かのことを心配する時があると思います。

それが・・・

家族だったり

友人だったり

同僚だったり

他にも沢山の付き合いのある中で、関わりのある人たちのことを

心配したり、労わったり、労ったり・・・

する時があると思います。

 

『大丈夫?』『無理してない?』

『体は平気?』『元気?』

 

声を掛けていませんか?

人を心配していませんか?

 

でも、その心配・・・なんの心配をしていますか?

相手の身体?それとも・・・

相手のこと・・・じゃないこと?

 

例えば、

職場の同僚が体調が悪そう・・・だった時

『大丈夫か?』と、心配の言葉を掛けた時・・・

 

心配しているのは、相手のこと?

それとも仕事の事?

それとも、関係している自分のこと?

 

実際、何を心配しているのか、考えたことありますか?

本当は、なにが心配なのか・・・

本当は、誰を心配しているのか・・・

そして、本当に心配することは、それなのか・・・

 

誰かがしている、心配・・・

誰かから影響された心配・・・

雰囲気や状況に合わせてしている、心配・・・

 

それ、本当に心配?

そして、そこに愛はありますか?

 

心配・・・大切なことは、相手への気遣い?思い?心?

 

誰かの心配をする時は、

もしかしたら、本当は相手への心配じゃないのかもしれない。

 

実は、自分の心配をしているのかもしれませんよ?

格言?ことわざ?にもある・・・

『情けは人の為ならず』

とても、正しいと思います。

決して他人の為にするものでは無いんだろうと思います。

 

その人の事を思っているのは、確かかもしれません。

でも実際には、自分のこと・・・自分の為に思っている、

自分の為に、相手を心配していることもあるかもしれません。

 

そして、相手のことを心配する時、相手を気遣う時、

あなたは、相手の肉体のことだけを心配していたりしませんか?

相手の肉体の心配は、とても大切なことだと思います。

 

子供が事故に合わないように・・・

相手が怪我をしないように・・・

誰かが病気にならないよう・・・病気を悪化させないように・・・

 

相手のことを心配して、気遣って、労わる気持ち。

とても大切ですし、素敵なコトなんだとも思います。

 

ただ、行き過ぎた心配は相手を人を縛る鎖になってしまうこともあるかもしれません。

愛だと思って投げかけていた言葉が、

相手を縛る言葉に、縛る鎖になっているのかもしれません。

その事を知っていて、心のどこかに留めていて、それで出来る心配はきっと素敵なコトなんだと思います。

 

だから、大切なモノを大切にする為にも、

自分の為にする心配だったとしても、必要な時と場合はあるはずです。

ただ・・・

もう一つ・・・

忘れてしまいそうな、モノ・・・

 

子供や大切な人・・・

友人や知人・・・

同僚や仲間・・・

 

その人達の心配をする時・・・

その相手の、心の心配や、気持ちや感情の心配もしてあげれられていますか?