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簡素な暮らしーSimple of life

日々の暮らしの中での”シンプルな”そして”簡素な”ものやことについて綴っています。





朝食を”自家製グラノーラ”に変えて早1年近くが経つ。

そもそもの始まりは
いつのまにか平熱が35度4分以下などという
驚くほど低体温になり、
低血圧、末端冷え性などを抱える体調で
本能が「このままでいいの?」と聞いてきたことから。

食生活を変えようとしても
そうそううまく切り替えることができない仕事柄。
それでもなんとか少しずつでも変えていかなくては
自分自身がなんだか可哀想に思えてきたからだ。

たくさん咀嚼し、そして”食べる栄養ドリンク”のような
役割を果たしてくれるSuper Foodとして、ふと思いついたのが
”自家製グラノーラ”

栄養価の高いキヌア、気分を持ち上げてくれる向日葵の種、
女性ホルモンにやさしいシナモン、
ビタミン・食物繊維の豊富なドライフルーツやナッツ類
などなどをオーツ麦と一緒にオーヴンで焼く。

一気に沢山作り、ガラス瓶に保存しておいて
ベッド脇のテーブルにポットとマグカップ、
グラノーラ入りの瓶とヨーグルト、カフェオレボウルにスプーンと
用意を万端にして眠りに就く。

朝起きたらまずうがいをして
口の中の細菌を追いやった後に
ゆっくり、ゆっくりと朝日を浴びながら白湯を飲む。

じわじわと体中の細胞たちが
目を覚ましてくるのが実感できる。
マグカップ2杯ほどの白湯を飲んだら
これまたゆっくりとグラノーラにヨーグルトを和えて食す。
咀嚼する回数が多いからか
噛むことによって頭の中も徐々に目覚め
1日のスイッチが入っていくのだ。

ある時、自分にしては珍しく朝起きてすぐに体温を測った。
36度5分。
「ありゃ、微熱がある・・・」
と思って毎日計ってみるとその温度は変わらない。
つまりは基礎体温が上がったのだ。

午前中は前日まで食したものの中で
不要なものを排出する時間帯だから
朝は周りが驚くほど水分を摂るのだが
それとやはりグラノーラのおかげだろうか?
朝のあの辛かった体の重みはいつの間にか消え軽くなっていた。

「ついついスーパーで買っちゃうけど
グラノーラってそもそも簡単にできるものなの?」
と近所の人に聞かれたことがあって
調子に乗った私は、そう聞いてくる人たちを自宅に招いて
グラノーラの作り方を披露したこともあった。

「こんな簡単にできるのなら
自分の好きなものを入れて作ればいいのね!」と
開眼した人たちはそれぞれの自宅で作っているようだ。

それでも夏場などの食指が動かない時は
冷たくした果物のコンポートなども一緒に食しながらだと
どんどん食べれて、じわじわと元気になってくる。

私はなんでもそうだが
自分の中で「これだ!」と思うものはかなり長続きする。
それは人やモノとの付き合いも同じこと。
「いいな。」と思ったものはとことん付き合ってみる。
シンプルなやり方だが
長く付き合ってみるといろんなものが見えてくるから。

結果がすぐでるものなんてそうそうない。

手入れをしたり、ちょっとアクセントを加えてみたり、あるいは引いてみたり。
また時として視点を変えてみれば
自分がチョイスしたもがどんなものか
見えてくるからだ。

朝食はたっぷりバターを塗ったパンと
これまたたっぷりジャムやチョコレートスプレッドなどの
甘いものを塗ったものに
マグカップいっぱいの濃いめのコーヒーだった生活が一変!

体と心が要求しているものに
自分自身が従ってみたら
こんなスタイルに自然と変化していった。

”嗜好”というものは
その人のライフスタイルや心のあり方で
いかようにも変化していくものだと思っている。
でも、好きなものをひとつだけ
とことん追求するという私のスタイルは
これからも変わらないと密かに思っているのだ。

なぜなら
今日、自分の中に摂り入れたものは
明日以降の自分を作ってくれる”素材”。
未来の私は自分自身でデザインしていかないと
誰も変わってくれる人はいないのだから・・・