
幼稚園に通っていた頃、
大きな車の付いたステンレスの保温機で
それぞれの母親が作ってくれたであろうお弁当が
温められ、お昼食の時間に出されていた。
それと共に出る飲み物はなんと”白湯”だった。
お白湯は幼稚園での生活の中で幾度も出された。
”白湯”のことを我が家では”おぶ”と言っていて
「なんで幼稚園で”おぶ”しか出ないんだろう?」と
不思議で仕方がなかった。
(その理由はいまだにわからないが・・・)
大人になってからは
コーヒーばかり飲んでいたり、
上海にしょっちゅう行っていた頃には
豫園にある大好きなお茶屋さんへ行っては
さまざまな中国茶にハマり、
お茶三昧の生活をしたりもした。
幼い頃は家族が紅茶一辺倒だったので
その反動だったのだろうか?
自ら紅茶店へ足を運ぶことは少なくなっていた。
さて、この白湯。
寒い時期は2リットルは入る保温ポットに常に用意し、
暑い時期は常温のミネラルウォーターにこれが変わる。
この時期は空気も乾燥しやすい。
必然的に肌や髪の毛、
そして体の内部も乾燥しやすいもの。
だから意識しながら
水分補給を心がけている。
「水分を摂ったら浮腫む!」
という人もいるが
私が長年お付き合いしている
婦人科の先生に聴いたところ
「沢山摂りすぎた水分は上から順番に下へと排出
されるんだから。摂りすぎってことはないのよ。
水分摂取量を制限されている人以外は
私は沢山摂った方がいいと思っている。」
とおっしゃっていた。
自律神経を安定させるうえでも
体の中の不要なものを排出していくことは大切で
その為にはきちんと食事することと
適度な運動、そして水分を摂ること、なのだ。
午前中は前日の体内においての
不要なものを体外へと排出する時間帯らしい。
起きてからゆっくり、ゆっくりと
白湯を飲む。
体中にじーんわりと水分が行き届いていく様子が
自分自身でよくわかる。
自分で作ったグラノーラとヨーグルトを
のんびりと食べながらも白湯を飲む。
朝はしゃっきり起きれても
動いたり、飲食はゆっくり行った方が
体の中もゆっくり、しっかりと目覚めてくれそうな気がするから。
最初は飲み慣れない人もいるかもしれない。
でもお茶やコーヒーなどは
あまり大量に摂取すると
体にも心にもよろしくない。
だが、白湯や水は別。
おそらくこの世で一番シンプルな飲み物。
でも、その”水”が私たち人間の内側の
70%以上も占めている訳だから
自ら摂取することによって
自分自身の体のタンク内を浄化させる必要はあると思う。
なぜならずっと同じ水の入ったタンクを想像してもらいたい。
浄化されなければ、つまり外部から新しい水が
タンク内に入ってこなければ
微生物が誕生したり、タンク内が錆ついてしまうだろう。
それが自分自身の中で起こっているとしたら???
あの暑かった夏に熱中症にかかってしまった人たちの大半は
「自分がそんなに水分を摂っていなかったなんて
考えもしなかった!」と言う、と
医師の友人から聞いたことがある。
「ちょっとぐらい何か飲まなくっても大丈夫。」
と喉が乾くまで飲まない。
それが体の内側からの悲鳴にも気が付かないのだ。
おナカが対して空いていなくても
”何か”食べてしまうことはよくあることなのに・・・
特に喉が渇いていなければ
水分を摂らないというのは
よくよく考えてみればおかしな話ではないだろうか?
年齢を重ねれば重ねるほど
10代や20代の頃のように
新陳代謝は残念ながら活発ではなくなる。
気持ちがその年代で止まっているのは
本人の気持ちの持ちようだが
やはり自然の摂理には敵わない訳だから
それはそれとして、あっさりと認めよう。
ボディブラッシングにしてもそうだが
自ら体外に老廃物を排出してリセットしたら
クリアなものを再度
自分の中に取り入れていく・・・
そうしたことを意識しながら生活していくと
自分自身を大切にするし、
日々の感情や体調の変化にも
実は気が付きやすくなっていたりするのだ。