巨額の遺産を相続した若い独身女性の家に侵入してみると、なぜかどの部屋のなかも鏡だらけ。意外な結末が待ち受ける「ステップファザー・ステップ」など、すばらしい着想と軽妙なユーモアに彩られた傑作7編。 (「BOOK」データベースより)



宮部みゆきさんはもちろん存じ上げてはいますが、
お恥ずかしいことに初めましての作家さん。

「火車」とか「模倣犯」とか重い話を書かれる作家さんだというイメージでした。
しかし、そんなイメージを見事に覆してくれたのがこちら。

これは・・・楽しいっ!大好きです!
双子の男の子たちがもうかわいくてかわいくて(〃∇〃)


あろうことかプロの泥棒に「お父さんになってよ」と迫り、
やけに利発でこまっしゃくれた双子達(でもかわいい)。

双子に振り回されつつも、授業参観に出たり、
急病にかけつけたりしているうちに
次第に父性に目覚めていく泥棒の「お父さん」。

双子の「おじいちゃん」役を務める柳瀬の親父さんに
お札を模写するのが趣味の画聖。
主要キャラがみんなみんなとっても良いのです。
頬が緩みっぱなしでした。

ホームコメディの微笑ましさに
ミステリのスパイスを振りかけたような作品。
時にはくすりと笑わされ、親子愛にほろり。
最後はちょっぴり切ない余韻を残してお話は終わります。

きっと宮部さんの作品の中でも異作なのでしょうけど、
すっごく気に入りました。
こういうの、また読みたいなあ。

雑誌か何かで続編を書かれてるらしいですが、
単行本にするつもりはないのだとか。うう、残念。
でも、本作とはイメージがかなり変わってしまうという
読まれた方の感想も見かけました。


そういえばこちら、去年ドラマ化もされたそうですが、
上川隆也さんはイメージぴったり!
上川さん、割と好きなので観てみたい気もするのですが、
子役がメインの映像作品ってちょっと苦手なので
本の中で妄想を膨らませておくことにします。
(…関係ないけど上川さん、あの番組に出演されてるのを見たときは本当にびっくりしました)



図書館で借りたので、わたしは↑の表紙のものを読みましたが、
漫画家の荒川弘さんの表紙がイメージぴったりで可愛らしい。
ジャケ買いしようかな。


★★★★★


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