悩める市民の相談ごとが次々に持ち込まれる「市民サーヴィス課臨時出張所」の職員にして名探偵!?黒い腕貫を嵌めたその男の巧みな誘い言葉に、ついつい気がかりな悩みごとを話してしまうと…、ありゃりゃ、いつしか難題解決へ!軽妙な筆致でユーモラスに描く連作ミステリ六編。
(「BOOK」データベースより)
体験の後/雪のなかの、ひとりとふたり/夢の通い路/青い空が落ちる/流血ロミオ/人生、いろいろ。
これ面白いっ!!
シリーズ前作の「市民サ-ヴィス課出張所事件簿」の時点で
腕貫さんには割と好印象を持っていましたが、
本作で完全に好きになってしまいました(///∇//)
腕貫さんが残業中、というよりほとんどプライベートのお話。
人間味溢れる腕貫さんのお姿が拝めます。
灰色の私生活送ってそうなのに(失礼)、
実はグルメだし、めちゃくちゃ充実してるじゃないか!
新キャラのユリエさんがまたとっても魅力的。
最初は西澤作品お決まりの嫌な女なのかと思いましたが、
男性のセンスはいいし、男前だし、
何より胡麻をあんなに喜べる女性って素敵過ぎる。
今回は後味が良くないお話が多めですが、
最近この手の話は嫌いではないので無問題。
腕貫さんとユリエさんのおかげで陰鬱とならず、
明るい雰囲気で読むことができました。
この中で「雪のなかの、ひとりとふたり」と「流血ロミオ」が好きなのは、
腕貫さんとユリエさんのグルメ談義があるからかも。
二人の絡みがもっと見たいな~
やたら難しい苗字も改善されていて
面白さを中断させることなく、一気に読めました。
あと、美味しそうな食べ物がいっぱい出てくるので、
無性にお腹が空きます。
続編、熱望します!
【追記】
「モラトリアム・シアターproduced by腕貫探偵」というタイトルで続編出てるそうです!
読書メーターのコメントで教えてくださいました。
ありがとうございます♪
★★★★☆
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