6月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1473ページ
ナイス数:71ナイス

ナイフが町に降ってくる (ノン・ノベル)ナイフが町に降ってくる (ノン・ノベル)
西澤フェア真っ最中。あいかわらずの特殊SF設定が愉しい。今回は結構後味悪いかな。事件そのものもそうだけど、中盤にやらかした悪戯も相当酷いのでは?女性陣への悪戯は笑えないこともないけど、男性陣のアレは顛末を想像するとシャレにならない。推理の過程は突拍子もなさすぎて、説得力が全くないのがもったいない。推論に振り回されるのは好きなので、もうちょっとリアリティのある推理が聞けたらもっと良かった。
読了日:06月28日 著者:西澤 保彦

遠まわりする雛 (角川文庫)遠まわりする雛 (角川文庫)
今まで短編<長編だと思い込んでたけど、見事に覆してくれた。どの話もハズレがないけれど、「大罪を犯す」「正体見たり」「手作りチョコレート事件」が面白かった。一番のお気に入りは「手作りチョコ~」。古典部シリーズでも苦い部類で賛否分かれそうだけど、電車の中で涙腺崩壊しかけた(摩耶花ファン故)。里志の思考は私にも理解しづらいけど、変に真面目なヤツだなぁと。個人的にはホータロー&えるより摩耶花&里志の方が気になる。でも、微妙な空気感が心地良かったりするので、当人達には申し訳ないけど、このままでいてほしいとも思う。
読了日:06月24日 著者:米澤 穂信

黒祠の島 (新潮文庫)黒祠の島 (新潮文庫)
ミステリだけど、小野さんらしいホラーの雰囲気があった。誰もが怪しく、二転三転する展開に思いっきり振り回され、もう誰が犯人でも驚かないぞと思っていたのに、しっかり驚かされた。お見事。ラストの解豸の決裁は読んでてゾクゾクさせられた。犯人の境遇に同情はしても、あれだけ残酷な殺人をしては決裁されても致し方ないか…と思いつつ、だったら解豸自身の罪は誰が裁くのだろう?とも。終始ドロドロ、おどろおどろしくて重い作品だけど、割と好きかもしれない。この守護さん、いつか宮司として蔵の外に出す日がくるのだろうか?
読了日:06月15日 著者:小野 不由美

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
1章で語られる少年たちの残酷さに吐き気がして、1シーズン積読。いざ再開したら「なぜこんなことが起きてしまったのか?どこに向かうのか?」と先が気になり、ラストも思ったほど後味の悪いものではなかった。語り部の言い分を聞いているとAやBの見え方が変わってくるのが面白い。犯人に共感はできないが同情する場面も。犯人側の心理がわかったような気にさせる構成の上手さでした。犯人以外も残酷だったり、クレーマーだったりでとんでもない。特に犯人の母親。こういう思考回路の人って、そのへんにいるよなぁと思ったらブルーになった。
読了日:06月03日 著者:湊 かなえ


2012年6月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター



週一ペース。思ったより読めました。
今月もこの調子でいきたいです。


にほんブログ村 小説ブログ ミステリー・推理小説へ
にほんブログ村

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村