プロデビューを目指す若き音楽家カップルの千秋と要之介。ある日、富豪の後添いとなった友人から、弟と先妻の息子が一緒に誘拐されたと相談を受ける。身代金の受け渡し場所は、どこにも逃げ場のない湘南の小島。にわか探偵と化した二人は犯人を追うが…。誘拐と密室の二重の謎に挑む、傑作青春ミステリー。(「BOOK」データベースより)


はじめましての作家さん。
有名な「99%の誘拐」や「クラインの壷」を差し置いて、
本書を選んだのは、本当に面白い本は手元に置いておきたいと思ったから。
上記作品をあえて避けて図書館で手に取ったのがこのお話でした。

うーん、でもやっぱり有名な作品から読めば良かったかも、と後悔。

誘拐と見せかけて密室という発想は面白いし、文章も非常に読みやすいのだけども、
その密室トリックというが、私の嫌いな(物理)トリックでした。
種明かしされても「ふーん、犯人お疲れさまだったね~」としか思えないのですよ^^;

犯人は、序盤から疑っていた人のまま着地。
まぁ、そもそもフーダニットではないのだからそれはいいんですが、
密室トリックがアレだったので、犯人でひっくり返ることを期待してしまいました。

主役の二人も、いまいち魅力がないのも惜しい。
特に不快感を感じるような人たちではないのですが、
この二人の今後が特に気にもならず、
そこでもあまり入り込めず、でした。


他の作家さんならもう読まないかも、という印象でしたが
岡嶋二人さんは以前からずっと気になってたので、
素直に評判の高い作品を読んでみたいと思います。

★★☆☆☆


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