皆さん、英語で「Google」と言ったらどんな意味か分かりますか
そうあの有名な検索サイトの会社名ですよね
でも最近ではこの言葉に別の意味があって、「Googleで検索する」という「動詞」の意味があるんです。
だから、当然現在進行形もあったりして「Googling」なんて言ったりもします。
(映画「social network(ソーシャル・ネットワーク)」では、facebookをすることを「I'm facebooking」なんて言ってましたが、英語って固有名詞だって動詞に変えちゃうところが面白いですね)
ですから、最近では何をするにしてもまずGooglingして、情報をつかみますよね
でも、インターネットで何でも検索する癖がつくと、知らず知らずのうちにその情報を鵜呑みにしてしまう傾向があるそうです。
しかも、「インターネットで検索すれば何でも分かる」とばかりに、自分で考える前にまず「インターネットで検索する」ことをしてしまうそうです。
インターネットは確かに便利です。ただ、一つここで意識しなければいけないことは、インターネットで得られる情報は、自分の経験ではないということです。
つまり、インターネットで検索すれば、1つのことに関してでも、色々な情報を手に入れることが出来ます。また、非常に様々な角度からの物の見方が出来ると思います。
しかし、もしその情報を鵜呑みにしてしまったら・・・その情報が「正しい」と自分の中で信じ込んでしまったら・・・人は、様々な意見がある中で、自分の都合の良い意見しか取り入れないように出来ています。
インターネットで検索し、得た情報は、「○○らしいよ」という表現方法しか出来ません。しかも、その得た情報は、自分の都合の良い、自分の色眼鏡を通して見たものでしかありません。
またいくらバーチャルで色々なことが体験できたとしても、それはあくまで疑似体験でしかなく、実体験ではありません。
人間は、自分の身をもって色々なことを経験しながら、その経験を覚えて、成長していくものです。
人間には、五感があります。見る、聞く、触る、味わう、匂う。
それらをフルに生かして実体験をしない限り、何が正しくて、何がいけないのか、それはどういうもので、どんな風になっているのか、をほかの人に「正しく」伝えることはできないのです。
これは、英語の勉強でも同じです。インターネットで調べて、「英語は難しいよ」、とか「英語を勉強するには○○しなきゃいけないよ」とか、最近はやりのスカイプを使った英会話など、どれも実際に自分の目で、もしくは実際に本当の人間を目の前にして体験するものではないのです。
特に英語の場合、日本語にはない、英語特有の発音があります。それをスカイプや、聞き流すだけの○○で「実体験」することはできません。それは、実際に目で口元を「見て」、どんな風に発音されているかを「聞き」、息づかいに「触れる」ことでしか体験できないことなのです。
「○○らいしよ」と「○○やったことがあるんだ」では、まるっきり説得力が違います。
また、人間は実体験を聞く方が、調べたことよりも何倍も楽しく聞きたがります。
まずは「英語なんてこの日本じゃ使わない”らしい”よ」ではなく、実体験してみましょう。
それで合わなければ、合わないで、やめてしまったっていんです。
でもそれは、自分の体験として心に刻み込まれますし、いつまでたってもその経験は覚えていると思います。
そしていつの日か、「もう一度やってみようかな」と思い返すことでしょう。
「ニッポンの英語嫌いをちょとだけ好きに」
シンプルイングリッシュのキャッチフレーズです。
是非、英語の「実体験」をしてみましょう